EOS-1D X Mark III キヤノン史上最高のJpeg品質を実現している
dpreviewが、キヤノン EOS-1D X Mark III のラボ画像(スタジオ画像)を公開し、Jpeg品質に焦点を当てたインプレッション記事を掲載しました。「EOS-1D X Mark III」は、キヤノン史上最高のJpeg品質を実現しているとのこと。
「EOS-1D X Mark III」が使用される業界で、特に海外ではRAWで仕上げた画像が禁止な所が多くなりつつあり、Jpeg品質が重要視されているという事で今回Jpegに焦点を当てている模様。
前機種である「Mark II」と比べると「EOS-1D X Mark III」のJpeg品質は、高ISO時のノイズリダクションとディテール保持のバランスが向上しているそうです。あとディテールの再現性やノイズリダクションの処理は、ソニー「α9」とは一致しないと判断しています。ただしISO感度耐性において、感度が上がるほど「D5」の方がノイズ耐性の覇権を握っていると表現。
「EOS-1D X Mark III」はHEIFファイルが撮影可能で、やはりダイナミックレンジはJpegよりも明らかに広い模様です。
あとダイナミックレンジの項目で「EOS-1D X Mark III」のRAWは、競合他社よりも柔軟性が高いと評価。元記事は逆光気味でアンダーに撮れた画像をJpegとRAWから補正した画像比べていて、シャドウ部分を持ち上げても大量のノイズが出現する事はなかったと掲載しています。
EOS R5が搭載するセンサーへの期待
冒頭でdpreviewは、フラッグシップ機である「EOS-1D X Mark III」に良いセンサーが搭載される事は分かっていたとコメント。ちなみに製品ページを見てみると " 精細かつ低ノイズ、そしてリアリティ。そのすべてを妥協なく追求した自社開発・自社生産、有効画素数約2010万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー(約35.9×23.9mm)を搭載しました。" とキヤノンも自信がありそうな感じ。dpreviewは、今回の結果を見て「EOS R5」が搭載する新開発センサーに期待を寄せるコメントも掲載しています。
今回は最終レビューに向けたインプレッション記事という感じなので、いつものように静止画・動画ともさらなるテスト撮影とチェックを行い随時更新していくのではないでしょうか。