キヤノン「EOS-1D X Mark III」は、プロのあらゆるニーズを満たすフラッグシップ機
ePHOTOzineが、キヤノン EFマウント フラッグシップ機「EOS-1D X Mark III」レビューとサンプル画像を掲載しました。購入する予算があるプロスポーツ写真家のあらゆるニーズを満たしてくれる機種であると評価しています。
EOS-1D X Mark IIIの長所
- 素晴らしい画像品質
- 目を見張るノイズ耐性
- 高速なフォーカスシステム
- 高速連写 16コマ/秒 ライブビュー撮影で20コマ/秒
- 素晴らしいバッテリーライフ
- カメラ内RAW現像
EOS-1D X Mark IIIの短所
- 今のところ(WindowsやPhotoshopが)HEIFファイルをサポートしていない
- サイズと質量
- 「EOS R5」が安く感じるぐらいの価格設定
- ボディ内手ブレ補正非搭載は、動画撮影においてハンディキャップになるかもしれない
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。「EOS-1D X Mark III」は、プロスポーツ写真家のあらゆるニーズを満たすために設計が施され、購入する予算があるプロスポーツ写真家の為にこのカメラは素晴らしい撮影結果をもたらす機種であると選出理由を挙げています。
「EOS-1D X Mark III」は、プロスポーツや野生動物写真家に向けて設計されており、高速連写20コマ/秒を実現しているだけでなく、最も過酷な環境に耐え得るためにタフで頑丈なボディ品質を実現していると仕上がり具合を解説。
高速連写は、これまで「1DX」やニコン「D5」「D6」などのプロ仕様デジタル一眼レフの独壇場だったが、今ではソニー「α9 II」のような高速連写を実現したミラーレス機は数多くあると立ち位置が変化しつつある事も説明しています。
しかしバッテリーライフは、キヤノン「EOS-1D X Mark III」が2850枚、ニコン「D6」が3580枚を実現しており、ミラーレス機と比べた場合アドバンテージがある事もコメント。
もしカメラに6500ポンドを費やそうと思っており、素晴らしい低照度性能、高速で信頼性あるフォーカス、高速連写、格別のバッテリーライフが必要な場合、「EOS-1D X Mark II」を検討してみると良い、間違いなく成し遂げてくれると結論付けています。
ISO感度耐性は…
- ISO50~ISO1600 … 最小限のノイズで最高のディテールを求めるならこの設定がお勧め
- ISO3200~ISO25600 … 暗所において良好な結果を得られるが、ノイズが増加し、ディテールは飽和するので、より良い描画を求めるなら " ISO6400 " がお勧め
- ISO51200 … ノイズが強くなるので出来ればこの設定を使わない事をお勧めする
- ISO102400 … この設定を超えるとノイズはかなり強くなり、ディテールもかなり飽和するので避けた方が良い
高感度時でも彩度自体は良好とのこと。