キヤノンが、CES2020で展示したMulti Style Wearable Cameraの意匠を登録
キヤノンが、CES2020で参考展示した腕時計スタイルで装着したり、たすき掛け、吊るして撮影したり様々なスタイルで撮影可能な「Multi Style Wearable Camera」の意匠を登録しました。
キヤノンは、CES2020で複数のコンセプトカメラを公開しこの「Multi Style Wearable Camera」は、その内の1機種になります。上記は当時の様子を伝えるB&Hの記事に掲載されている製品画像。マイナビニュースやAV Watchの記事によると、向かって左は通常画角と広角の2種類のレンズを備えた「DUAL CAMERA」で、右は盤面に大きなレンズを備えた「180°CAMERA」である事が伺えます。
今回意匠登録された製品説明には、180度の動画および静止画撮影が可能な腕時計型のデジタルカメラで紐部分の付け替えが可能と掲載。キヤノンは2019年あたりから既存の価値観にとらわれないコンセプトカメラを提案しつつあり、すでに「iNSPiC REC」と「PowerShot ZOOM」を展開中です。※「PowerShot ZOOM」は、2020年11月発売予定
9月に「ホルダーボディを採用した小型なレンズ交換式デジタルカメラ」をピックアップしましたが、その時てっきり「PowerShot ZOOM」の亜種なのかなと~思ってしまって掲載したのですが、実は同じCES2020で参考展示した別のコンセプトカメラ「THREE-STYLE CAMERA」の意匠でした。 PRO NEWSの方に詳細が掲載されています。少し話は変わりますが、今のところCES2021 (1月11~14日)はオンライン開催を予定しています。
両コンセプトモデルは、2021年以降に製品化されるのでしょうか。