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2020年 主要 写真&映像系イベントスケジュールまとめ

2020年 どのようなカメラ&レンズが登場してくるのか、どのような次世代技術が登場してくるのか楽しみですが、写真&映像系イベント(見本市)と連動して発表される事が多いので、2020年主要イベントのスケジュールをリストアップしてみました。

CES : 1月7日~10日
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、電子機器の見本市で今では様々な分野の新製品やプロトタイプそして新技術が登場する傾向が強く、CES=家電という図式ではない印象。しかしカメラ関係で言えば、コンパクトデジタルカメラ・ハンディカムなど発表される傾向があり、スマートフォンの新型機が発表され易いイベントになります。あとCES~CP+の期間に新型カメラ&レンズの発表が期待できます。

WPPI : 2月23日~27日
ウエディングとポートレート写真に焦点を当てたイベント。CP+とほぼ同時期に開催されるイベントで、CP+に向けて発表された新製品がこのWPPIでも参考展示される事も。コンシューマーというより業者向きのイベントな印象です。

CP+ : 2月27日~3月1日
横浜で開催されるCP+は、カメラと写真映像のワールドプレミアショーで年明け最初に大きな動きがあるイベントになります。今年は東京五輪2020が開催されるのでキー・ノートも「スポーツ写真の過去・現在・未来」となっています。そろそろイメージセンサー自体も新世代センサーの登場も期待できるのではないでしょうか。現在デジタル一眼レフからミラーレスに移行している過渡期ですが、カメラ市場が縮小する中、新しい価値観の提案にも期待です。

The Photography Show / The Video Show : 3月14日~3月17日
英国で開催される初心者からプロまで幅広く対象にした写真と動画のイベント。タッチ&トライできるだけでなく、確かその場で気に入った製品が購入可能なイベントだったと思います。もちろん他の見本市と同様ステージイベントやワークショップなども開催。

CHINA P&E : 4月10日~13日
中国で開催されるカメラ系のイベントでCP+的な感じでしょうか。特に未発表の中華系の交換レンズやアクセサリー類が展示され海外噂サイトを経由して話題になる事も。2019年の様子は、CAPA CAMERA WEBが伝えています。

NAB : 4月18日~22日 ※展示会は19日から
NAB Showは世界最大の放送機器展と言われていて、コンシューマーというより業務向けの映像系イベントになります。ユーザーによって静止画と動画の垣根が無くなってきているので注目しているユーザーさんは多いのではないでしょうか。一般的な映像系メディアも普通に情報を伝えるようになってきています。動画性能が高い民生機が発表される事も。日本国内で開催される「After NAB Show 2020」詳細はまだ発表されていません。

フォトキナ : 5月27日~30日
毎年開催を発表したものの去年の開催は中止したフォトキナ。今年は開催されますが、開催時期は以前告知した時から変更なく秋ではなく春に開催されます。フォトキナは、従来型の見本市から動画要素を取り入れるだけでなく、ソリューションなどのB2B要素も求めて行きたい方向性で、2020年はニコン・ライカ・オリンパスが不参加で、現時点で正式発表はありませんが富士フイルムも不参加であると言われています。これまでフォトキナに合わせて各カメラ&レンズメーカーが主要新製品を発表してきた絶対的な存在だっただけに今度どのような見本市に変化してくのか注目です。

Cine Gear Expo : 6月4日~7日 ※展示会は5日~6日
ハリウッドのパラマウントスタジオで開催される完全にシネマ寄りのイベント。NABで開発発表し、CineGearでフルスペックを公開するなど連動する事もあります。コムコーダー中心の発表になりますが、その後民生機に落ちてきそうな動画機能が確認する事ができます。 Cine Gear Expoは、10月にアタランタでも開催予定です。

PHOTONEXT : 6月9日~6月10日
パシフィコ横浜で開催されるフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア。プロ用機材と商材がメインのイベントで、フォトセミナーやアウトレットも開催され、事前登録不要で入場無料となっています。

BIRTV : 8月18日~22日 ※カンファレンス 18日~21日 / 見本市 19日~22日
中国 北京で開催される放送機器展。PRONEWSの記事を見る限り、2019年は5万人以上の来場者があり、アジア最大の放送機器展に成長しそうな勢い。映像関連は、春から秋まで主要イベントが続きます。

IFA : 9月4日~9日
ベルリンで開催されるコンシューマ・エレクトロニクス・ショー。家電寄りのショーなのでスマートフォンやオーディオ関連製品が注目を集めますが、AI/5G/8Kなどの新技術の提案が行われるのでカメラを使うう上で周辺環境がどうなって行くのか参考になるかもしれません。IFAからIBCまで特にソニーとパナソニックの動きに注目です。

IBC : 9月11~15日
オランダ アムステルダムで開催される欧州最大の放送機器展。カムコーダーを中心とした発表になるかもしれませんが、下半期において動画性能が高い民生機を発表するには良いタイミングの見本市になります。8Kは、東京五輪というより北京五輪が主役な気がするのでさらに色々なソリューションの提案があるかもしれません。

PhotoPlus : 10月22日~24日
ニューヨークで開催される日本のCP+的なイベント。フォトキナが隔年で9月に開催されていた時は、米国で初公開されるイベントでしたが、フォトキナが5月に移ったためにカメラ&レンズメーカーが、PhotoPlusをどのようなイベントとして見極めていくのか注目です。あとブースのスタッフから有力情報(噂)が登場する事も

SALON de la PHOTO : 11月5日~9日
フランス パリで開催される写真系イベント。

Inter BEE : 11月18日~20日
国内で開催されるメディア&エンターテインメント総合展示会。プロフェッショナル展ですが、技術的な事や、まだ正式にリリースされていない機器やファームウェアを実装したデモなど行われるので注目です。各メーカーから本格的な動画性能を実装したミラーレス機が登場しつつあるので、拡張機能のデモが行われる事も。