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新型カメラの価格は、常にユーザーが思ったより少し高くなる?

数日前の記事になりますが、dpreviewが新型カメラの価格設定に関する興味深いコラム記事を掲載しています。

先日ニコンや富士フイルムから新型カメラの発表が行われ、CP+2020に向けても各メーカーからさらなる新製品発表が期待されていますが、新型カメラが発表される度に「高すぎる!」というコメントがdpreview記事のコメント欄に溢れかえるそうです。(世界中の)読者が価格が高く感じる要因を解説していて簡単にリストアップしてみると…

  • 現行機・新型機の売り出し価格が同じでも、現行機種の底値と新型機の売り出し価格を比較してしまう
  • メーカーによるラインアップ上の戦略
  • メーカーが価格設定を見誤る事も
  • セールスタックス(売上税)を含まない米国価格と自国の消費税込みの価格を比べてしまう
  • 国によって価格競争が異なり価格が変わってくる
  • ライカのようなプレミアム戦略

カメラは発売後 価格は徐々に下がって行くので、新型カメラが発表された時、現行機と売り出し価格が同じでも価格を高く感じてしまう事を挙げています。あと売上税を含まない米国価格と比べてしまうために高く感じてしまうとのこと。記事には書かれていませんが、正式発表の前の噂ではドル価格で語られる事が多いので、どうしてもそう感じてしまうユーザーさんは多くなってしまうのかもしれません。

あとメーカー戦略による価格設定で、製品ラインアップを増やす時や再配置する時に価格変更が行われる時がある事と、新製品(対抗機)を投入する時にメーカーが価格設定を見誤る時がある事も解説しています。

結論
メーカーは営利企業であり、ユーザーが買いたいと思う価格で製品を提供する事を目指しているのではなく、ユーザーが支払っても良いと思うギリギリの価格設定を行おうとすると解説。言い換えれば、価格設定は常にユーザーが思ったより少し高くなると結論付けています。