BCN 2022 コンパクトデジタルカメラ 実売台数 年間ランキング
BCN+Rが、2022年における国内コンパクトデジタルカメラ 実売台数 年間ランキングを掲載しました。国内コンパクトデジタルカメラ市場においてどのような機種が売れたのか見ていきましょう。雑談も少しだけ。
BCN コンパクトデジタルカメラ 実売台数ランキング 2022 ※2022年1月1日~12月11日
- ソニー Cyber-shot W830
- 富士フイルム instax mini Evo
- ソニー Cyber-shot WX500 ブラック
- KODAK PIXPRO WPZ2
- キヤノン IXY 650 シルバー
- KODAK PIXPRO FZ43 ブラック
- ケンコー・トキナー デジタルカメラ KC-03TY
- KODAK PIXPRO FZ55 ブラック
- 富士フイルム FinePix XP140 イエロー
- KODAK PIXPRO FZ43 レッド
これ以降はデジカメライフ雑談になります。
コンパクトデジタルカメラ市場はかなり縮小した状態。その中でソニー「サイバーショット W830」が1位を獲得。「サイバーショット W830」は2017年に発売されたロングセラーモデルとのこと。約7年前のモデルが1位でビックリ。
個人的に印象的なのは2位に入った富士フイルムのチェキ「instax mini Evo」。 フィルムとデジタルのハイブリッドタイプのインスタントカメラで発売以降好調を維持しています。「instax mini Evo」日経トレンディが発表した「ヒット商品ランキング2022」のベスト30入りし、「レッドドット・デザイン賞 2022」を受賞し、「IDEA賞 2022」のファイナリストに選出されています。インスタントカメラだけに " フィルム・ビジネス " がかなり強みになっており、チェキを含むコンシューマー部門は、X/GFXシリーズを含むプロフェッショナル分野の2倍ぐらい多い売上と営業利益を達成しています。スマホ用のプリンターも堅調です。
安価な価格設定が魅力のKODAKのコンパクトデジタルカメラが色違いを含めて4機種がベスト10にランクイン。2022年12月にBCN+Rは " KODAK コンパクトデジタルカメラ " の特集記事を掲載しており、年間ランキングでも存在感あり。
BCNランキングは " 実売台数 " ランキングなので、売り上げランキングであれば販売単価の高い、リコー GRシリーズやソニー RX100シリーズやVLOGCAM ZV-1シリーズが存在感を見せるのではないでしょうか。あとキヤノンはPowerShotシリーズがあり " ZOOM " や " PICK " の新機軸を展開中。