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富士フイルム X-T4 飛びきり上等な新型APS-Cミラーレス機

PhotographyBlogが、富士フイルム X-T4 レビューとサンプル画像を掲載しました。5つ星満点を獲得し " エッセンシャル / 必需品 " に選出しています。「X-T4」の画質自体は「X-T3」と同等であるが、IBISなどの追加機能の数々は注目すべきポイントで価格差は正当化でき、飛びきり上等な新しいAPS-Cミラーレス機であると評価しています。

FUJIFILM X-T4 評価 ※5点満点

  • 総合評価 … 5
  • デザイン・設計 … 4.5
  • 機能 … 5
  • 使い勝手 … 4.5
  • 画像品質 … 5
  • 価格 (金額に見合う価値) … 4.5

「X-T4」の希望小売価格は「X-T3」よりも250ポンド高いプレミアム価格で富士フイルムのAPS-Cフラッグシップ機に位置するカメラであると立ち位置を説明。価格が上がった事に際して注目すべき追加機能は、ボディ内手ブレ補正機構(IBIS)、大きく改善したバッテリーライフ、高速静音メカニカルシャッター、強化した追尾AF、静止画/動画切り替えメニューのように日々の使用で明らかに影響が出てくる微調整を施した設計などを挙げ強化ポイントを解説しています。

画質において「X-T4」と「X-T3」はほぼ同等とのこと。ただし「X-T4」は追加機能によって性能を高めているので、顔・瞳AFの応答性やボディ内手ブレ補正機構(IBIS)による手持ち撮りが可能でシャープな画質が得られる長所を挙げています。あと背面にモニタが、バリアングル式に変更になったポイントは賛否両論が出てくると予想。

画質のみで「X-T4」の購入を検討しているのであれば、「X-T3」よりも価格が高い「X-T4」を購入する意味はほとんどないと断言。しかしこの価格差はそれ相応の価値があり動画だけでなく静止画・動画ともに変更が加えられた機種に仕上がっているとフォローもしています。

概して言えば「X-T4」は、新旧を快適にブレンドしたカメラに仕上がっており、素晴らしい写真と動画が撮影可能で、高速性能も高く、プレミアム品質ボディに詰め込んでいると評価。我々はアナログな露出ダイヤを気に入っており、現代的なモダンなカメラを使用する上でじわじわとワクワクさせてくれる機能であると例を挙げ、実に富士フイルムのデザインはカタチと機能を体現しており、「X-T4」は飛びきり上等な新しいAPS-Cミラーレス機であると結論付けています。 ※to beatを " 飛びきり上等 " ではなく、(競合機を)打ち負かす的な感じで訳しても良いかもしれません。