ハッセルブラッド XCD 4/45P 製品画像とスペックシートが登場
軒下デジカメ情報局が、ハッセルブラッドの中判ミラーレス Xシステムレンズ「XCD 4/45P」のデータシート (スペックシート) が公開されたと伝えています。※Update : ハッセルブラッドが「XCD 4/45P」を正式発表しました。
ハッセルブラッドが320gの中判ミラーレスカメラ用単焦点レンズ「XCD 4/45P」のデータシートを公開しました。#ニュースhttps://t.co/koUINKORfb pic.twitter.com/zB12ZolXwf
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) January 15, 2020
XCD 4/45P 基本スペック
- 焦点距離 … 46.2mm (35mm換算 36mm)
- 絞り値 … F4-22
- 画角/水平線/垂直線 … 61° / 50° / 39°
- 全長/直径 … 52 / 80 mm
- 質量 (カバーとレンズシェードを除く) … 320g
- フィルター径 … 62mm
- 型名 … CP.HB.00000457.01
- 最短撮影距離 … 35cm
- 最大撮影倍率 … 1:5.2
- 最大カバー範囲 … 23 x 17cm
- 露出低減範囲 … 0.6 f-stops
- レンズ構成 … 7群9枚 (非球面レンズ2枚)
レンズ構成図
MTF曲線・周辺光量比・歪曲収差
周辺減光と歪曲に関してはハッセルブラッド純正画像編集ソフト " Phocus " に読み込んだ時に自動的に修正される注記書きが確認できます。MTF曲線は、サジタル面のMTFは実線、タンジェンシャル面のMTFは点線で表示されています。
2020年1月15日 17:50時点でハッセルブラッド公式サイトを見てみるとまだ正式発表されておらず製品ページも掲載されていませんが、近日中に正式発表されそうな展開です。
※Update : ハッセルブラッドが「XCD 4/45P」を正式発表しました。" あらゆるアドベンチャーのための優れた軽量性 " というキャッチコピーを付け、現在市販されている中判デジタル用オートフォーカスレンズ最軽量 320gをアピールしています。
軽量コンパクトだけでなく " 静粛性 " が高い事も謳い、非球面レンズを採用する事により光学性能を両立している模様。現時点で公式サンプルイメージギャラリーにおいてX1D II 50Cの組み合わせで撮影したサンプル画像2枚(RAW+Jpeg)がダウンロード可能となっています。加えて写真家 トム・オールドハム氏によるインプレッション記事も掲載。