D6は、ニコンにとって最高の一眼レフで移行したユーザーを説教(説得)するFX機
PhotographyBlogが、ニコンのデジタル一眼レフ FX フラッグシップ機「D6」レビューとサンプル画像を掲載しました。「D6」の価格を正当化できるのかどうかはユーザー次第で、ニコンにとって最高のデジタル一眼レフ(DSLR)であり、移行したユーザーを説教(説得)するFXフラッグシップ機であると評価しています。4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出。
Nikon D6 評価 ※5点満点
- 総合評価 … 4.5
- デザイン・設計 … 4
- 機能 … 4
- 使い勝手 … 4
- 画像品質 … 5
- 価格 (金額に見合う価値) … 3.5
ここ数年でフルサイズミラーレス機が台頭する中、デジタル一眼レフ「D6」のボディの造りや操作性は少しシンプルだった時代に後戻りしたように感じると最初にコメント。バリケードを焼き尽くすような革命ではなく、前機種を進化させたような機種であると解説しています。※おそらくバリケードは、ミラーレス包囲網的な感じでしょうか。
(他マウントやミラーレスから)新たな移行者を説得し引き入れる事を求めたカメラではなく、メインとなる主要なユーザーは現行のニコン・ユーザーであり、このようにすでに(ニコン以外に)移行したユーザーを説教(説得)していると「D6」の立ち位置を解説しています。※少し宗教ぽい表現の文章だったので少し意訳しました
「D6」は、ほとんどアマチュアには手が出ない特別なツールであり、あらゆる意味でアクション・フォトグラファーにとってもかなりの出費になると高価格帯のデジタル一眼レフである事にも触れています。※ニコンダイレクトにおける売り出し価格 798,600円(税込)
交換レンズは装着せず、バッテリーとメモリーカードを装着した状態で質量は1.45Kgであり、大きく重く、価格も高いが、ニコンにとってこれまでで最高のデジタル一眼レフ(DSLR)であると評価。現時点で直接的な競合機であるキヤノン「EOS-1D X Mark III」よりも200ポンド安価なので価格面で文句を言い難いようであるとフォロー。
マシンガンのようなAF/AE追従で約14コマ/秒 最大200コマまでの高速連続撮影、電光石火の応答時間、控え目な2082万画素センサーによる情報量の多いディテールは、ユーザーがここで探しているモノで、ニコン「D6」がそれを提供していると投資する価値も解説。※元記事はbags of detailと表現しており、直訳すれば多くのディテールとなるので、階調だったりノイズ耐性などすべてを含めたディテールの事を指していると解釈し情報量の多いディテールと訳しました
あらゆる点で「D6」は、包括的に機能し依然として信頼できるアクションシューター(スポーツカメラ)であると結論付けています。プレミアムな価格を払う価値があるのかどうか、あなたがこの価格を正当化できるどかに掛かっているとのこと。あたたがライバルであるキヤノンユーザーであるどうかに関わず…とレビュー記事を締めています。