オリンパス 本来ならFが出すべき動画「この時代のスナップを考える」を公開
オリンパスが、本来ならFが公開するべき動画「この時代のスナップを考える」をCP+2020 期間限定 特別動画として公開しました。
- ストリートスナップの手法自体が、立ち向かわなければいけない問題も内包している
- 人をどう撮ったら良いのか一番のテーマだと思う
- 撮る側の意識はもちろんだが、通りすがりの一般の人にカメラを向ける事を考えなければならず、昔と今では時代が変わって、個人情報やプライバシーの問題などが、スナップを撮る上での大きな問題になる
- その中でどういう事ができるのか…被写体に対する敬意というかリスペクトする気持ちが非常に大事だと思う
- 相手が嫌な気持ちになるまでシャッターを切るのではなく、人との気持ちを考えながらシャッターを切っていく事はすごく大事なこと
- ストリートスナップは1920~30年ぐらいから現在まで撮り続けられてきた写真の1つの本流とも言える凄く大きな分野
- ストリートスナップを途絶えさせてはいけない
- (コミュニケーションにより)理解し合える関係ができる事がこの時代のスナップの回答の1つである事を強く感じる
- 隠し撮りをしたり、パっと撮って逃げたりとかでは無くて、自分は意識的に写真を撮っているという事を態度だったり撮り方を表現する事で認識してもらう事は凄く大きい気がする
- 全部が全部、撮る撮られる関係である必要はないと思うが、それが出来るという事は写真の幅を広げる事になる
- 「OM-D E-M5 Mark III」は小型軽量でスナップに向いており、今回声を掛けながらスナップを行ったが威圧感をかけずに撮影する事ができた
- 街で出会ったドラマを切り取るのがスナップの面白さであり、良いな~と思った瞬間はシャッターを押さずにはいられない
- カラダの反応というか直感はすごく大事
- 声をかけて写真撮影を許してくれるかどうかは分からないが、アプローチしない限りこういう写真は絶対に撮れない
- 全員が写真撮影を許してくれる訳ではないし、それぞれが違う考え方を持っているので失礼があれば非を詫びる事が大事だが、写真撮影を断れてヘコたれてはいけない
- 自分が撮った写真をその場で喜んでもらえるのが凄く嬉しい
- 今回は写真の楽しさを再認識する撮影で、スナップのこれからを考える上でも人間を撮る事はこういうことだな~と原点を再び学んだ気がする
- 時代が変わっても人のコミュニケーションや写真と人との面白さは変わらない
- スナップの可能性や、やれる事はまだまだあり、萎縮する事なく良いカタチで撮り続けていく事こそ大事
写真家 中藤毅彦氏 と 写真家 コムロミホ氏 によるクロストークで今あるスナップの姿を語り、自身の撮影スタイルを通してストリートスナップのストーリー性と重要性が伝わってくる内容となっています。コムロミホ氏の新橋スナップの流しのミュージシャンとのエピソードや、2人で銀座スナップした時の話では被写体とのコミュニケーションの大切さを楽しい撮影エピソードを作品と共に示しています。