OM デジタルソリューションズ 製品群の大枠は大きく変えない 国産高価格レンズもベトナムで
本日オリンパスと日本産業パートナーズ(JIP)が、映像事業譲渡に関する正式契約を結びました。新会社「OMデジタルソリューションズ株式会社」が立ち上がり映像事業を継承する事になりますが、発表前にニュースイッチ(日刊工業新聞)が興味深い記事を掲載していました。
今回のプレスリリースとほぼ同じ内容なのですが、部分的にさらなる詳細が掲載されています。
現在の製品群の大枠は大きく変えない方針
先日の報道記事で新会社に移っても " マイクロフォーサーズ " を展開し続ける事を明らかにしていましたが、基本的な製品群の大枠は大きく変えない方針である模様。「OM-D」と「PEN」の大きな枠は残り、その中の主要な機種は今後も後継機が登場する事が予想されます。
長野県で生産している高価格帯 交換レンズは将来的にベトナムに移管
今回のプレスリリースで生産はベトナムを拠点に行う事を明らかにしており、別会社になってしまう事が関係していると思いますが、長野県で生産している高価格帯レンズは、将来的にベトナムに移管するとニュースイッチが伝えています。移管に時間が掛かるそうで、準備が整うまでオリンパスが生産体制を維持する模様。
カメラ市場自体はプロ写真家や趣味層の " 岩盤市場 " は残ると見込んでいるそうです。先日オリンパスは動画にも本腰を入れる事を告知し、今回の報道でも新事業を展開する方向性でJIPがどのように新会社「OMデジタルソリューションズ株式会社」を成長させるのか注目です。