ペンタックスフィルムカメラ「復刻ではなく新規事業」「時代に合せた新たな製品を」
日本経済新聞が2023年8月26日にフィルムカメラ市場人気再燃記事を掲載しており、その中でフィルムカメラ市場再参入を目指すペンタックスフィルムカメラについて少し触れています。
リコーイメージング 田部井章英取締役のインタビューを掲載しており、田部井氏は再参入プロジェクトの担当者とのこと。興味深いポイントをピックアップしてみると…
「ペンタックス」ブランドでフィルムカメラへの再参入の検討を始めた。「復刻などではなく、新規事業だ」。
レバーなどアナログ感は出しながら、「現代に合わせた新たな製品でないといけない」※日本経済新聞「フィルムカメラ刺さルンです 若者に人気、企業再参入も」より
リコーイメージングは、ペンタックスフィルムプロジェクトはを単なる復刻ではなく " 新規事業 " として捉えている事が伺えます。リコーイメージングが、このプロジェクトに対して定期的に情報発信しているところも印象的。まず最初にレンズ一体型フィルムカメラを投入し、将来的に一眼レフカメラ開発を描いています。あと今回の日経記事も触れていますが、生産や現像所の維持も重要で、ペンタックスフィルムカメラプロジェクトは現像環境構築を含めたプロジェクトとなっています。