シグマ Foveon フルサイズミラーレス機 CP+に向けて発表されるかもしれない噂
シグマは2020年の発売に向けてFoveonセンサー搭載 Lマウント フルサイズミラーレス機を鋭意開発中ですが、Photo Rumorsが、まもなく発表されるかもしれないと噂しています。ただし中国経由の情報で噂のカケラとのこと。
CP+2019 シグマブースで行われた「山木社長 基調講演(トークステージ)」で搭載予定のFoveonフルサイズセンサーの概要を明らかにしていて再掲載してみると…
Foveonフルサイズセンサーの概要
- センサーサイズ : 36mm x 24mm
- Foven X3 1:1:1 テクノロジー … Quattroセンサーは1:1:4だが、オリジナルである " 1:1:1 " の構造に戻る
- ピクセル数 : 5,520x3,680x3=60.9M … 約2000万画素x3層で、ピクセルピッチはあまり細かくせずに割とゆったりしたピクセル数にしリッチなデータを得られるようなカメラとセンサーを開発している
- これぞシグマのフルサイズ機だとお客様の期待に応えられるようなモノを造っていきたいと思う
Foveon センサーの色の特長
- これまでFoveonセンサーは、高精細で解像度が高く他のカメラとは違う質感・立体感が撮れる事が特長である事が良く言われていたが、もう1つの特長として " 色 " の特長がある
- 色のグラデーションが出易いカメラを造っていきたい
Foven と TSI SEMICONDUCTORS
- Foveonセンサーを開発しているのは当社の子会社 Foveonで、いわゆるファブレス企業で開発はするけれど工場は持っていない
- 今回このセンサーに関しては新たに " TSI SEMICONDUCTORS " と業務提携し量産化の準備を進めている
- TSI SEMICONDUCTORSは、Foveonと同じカリフォルニアにある企業
Lマウント Foveonセンサー搭載 フルサイズミラーレス機は、SIGMA fpより先に発表される予定だった事が明らかになっていますが、CP+2020に向けてついに正式発表される事になるのでしょうか。日本市場を軽視するメーカーがある中、シグマはCP+に向けて意欲的な新製品発表や、積極的にプリプロダクションのタッチ&トライを試みたりと日本市場を重視する姿勢を打ち出しています。
今後 精度の高い情報(噂)の登場に期待。ちなみに SIGMA fp は情報が外部に漏れる事なく発表が行われ山木社長が「fp発表に向けて情報漏洩しないように頑張った」とコメントしています。逆に噂が出ない方が、サプライズ発表に期待が高まる事も。