ホーム > カメラニュース 2020 > ソニー FE 20mm F1.8 G 発表 小型軽量 高解像 大口径超広角レンズ

ソニー FE 20mm F1.8 G 発表 小型軽量 高解像 大口径超広角レンズ

ソニーが、Eマウント フルサイズ対応 大口径超広角レンズ「FE 20mm F1.8 G | SEL20F18G」を正式発表しました。小型軽量ながらも高解像を実現し静止画・動画共に汎用性が高いレンズである事を謳っています。

ソニー FE 20mm F1.8 G

FE 20mm F1.8 G 基本スペック

  • 焦点距離 : 20mm (APS-C 30mm)
  • レンズ構成 : 12群24枚
  • 画角 : 94° (APS-C 70°)
  • 開放絞り : F1.8
  • 最小絞り : F22
  • 絞り羽根 : 9枚 (円形絞り)
  • 最短撮影距離 : AF 19cm、MF 18cm
  • 最大撮影倍率 : AF 0.20倍、MF 0.22倍
  • フィルター径: 67mm
  • レンズ内手ブレ補正機能 : なし (ボディ内手ブレ補正機能で対応)
  • サイズ : 73.5×84.7 mm
  • 質量 : 373 g

レンズ構成図

レンズ構成図

高度非球面AAレンズ2枚とED(特殊低分散)レンズ3枚を採用し、色収差を効果的に制御し、開放F1.8でも周辺の描画能力を高めているそうです。最短撮影距離は19cmでボケ味も楽しめるレンズとのこと。ちなみに「SEL24F14GM」は、AAレンズではなく " 超高度非球面XAレンズ " を採用しているので、GレンズとGMレンズの差別化はされている模様。※レンズ技術解説は、公式αレンズのテクノロジーが参考になります。

XDモーター(リニアモーター)2基搭載する事で、静止画・動画撮影において、高速高精度AFを実現しているとのこと。

MTF曲線

MTF曲線

「FE 20mm F1.8 G | SEL20F18G」は、Gレンズならではの素晴らしい解像度とボケ味を実現し、小型軽量に仕上げたEマウント フルサイズ対応レンズラインアップ上 最も広角なレンズである事をプレスリリースでピールしています。風景や星空などの静止画だけでなく、動画撮影も効果的に使える汎用性の高いレンズとのこと。

FE 20mm F1.8 G プロモーションムービー

セルフィとジンバル

プロモーションムービーは、コンパクトで高解像度な大口径超広角単焦点レンズであり、周辺描画も良好で、滑らかなボケ味を実現、撮影最短距離 19cm、高速静音かつ高精度のAF、Vlogに理想的な小型軽量ボディ、ジンバル撮影にも最適である事をアピールしています。

海外発売日と売り出し価格

  • 欧州 発売日 : 2020年3月
  • 欧州希望小売価格 : 1100ユーロ
  • B&H : 898ドル

FE 20mm F1.8 G と FE 24mm F1.4 GM サイズ比較画像

サイズ比較
  • FE 20mm F1.8 G … 73.5×84.7mm 373g
  • FE 24mm F1.4 GM … 75.4x92.4mm 445g

上記は英国ソニー プレスリリースに掲載されている画像ですが、気持ち「FE 20mm F1.8 G」の方が小型で、質量も72g軽量なレンズである事が分かります。B&Hで1000ドル切ってきたレンズだけに、国内量販店の売り出し価格も気になるところ。国内発表され、量販店でリストアップされたら価格情報を掲載する予定です。

サンプル画像

サンプル画像

Sony.netの方にサンプル画像が複数枚掲載されています。上記はプレスリリースの方に掲載されたサンプル画像で、超広角レンズながらも寄れてボケ味を楽しめるレンズに仕上がっている事が伝わる画像に感じます。