ソニー FE 12-24mm F2.8 GM 発表 大口径超広角ズームレンズ もちろんGMレンズ価格
ソニーが、ワイド端 12mmスタートのF2.8通し大口径超広角ズームレンズ「FE 12-24mm F2.8 GM |SEL1224GM」を公式発表しました。予約受付開始は7月14日(火)、発売予定日は8月7日(金曜)、GMレンズだけに希望小売価格は380,920円+税となっています。ちなみにソニーストアの先行展示は7月10日(金)から。
FE 12-24mm F2.8 GM 基本スペック
- 焦点距離 : 12-24mm / APS-C 18-36mm
- レンズ構成 : 14群17枚
- 画角 : 122゚-84゚ / APS-C 99°-61°
- 開放絞り : F2.8
- 最小絞り : F22
- 絞り羽根 : 9枚
- 円形絞り : 〇
- 最短撮影距離 : 28cm
- 最大撮影倍率 : 0.14倍
- テレンコンバーター 1.4x 2.0x : 非対応
- フードタイプ : 花形固定式
- サイズ 最大径x長さ : 97.6 x 137mm
- 質量 : 847g
プレスリリースを見てみると、GMレンズならではのメカニカル・光学技術を投入し、F2.8通し、しかもワイド端12mmスタートの世界最広角ズームレンズである事をアピールしています。高い解像性能だけでなく、高速・高精細・高追従・静音AFも実現しているとのこと。風景・星景・建築だけでなくスポーツ撮り用途を提案しています。
レンズ構成図
レンズ構成は14群17枚。レンズ構成図を見て分かる通り特殊レンズをふんだんに使ったエレメントとなっています。超高度非球面XAレンズ3枚、非球面レンズ1枚、スーパーEDレンズ2枚、EDガラス3枚を採用。レンズ前面に配置されたXAレンズは、αレンズ史上 最大径となっている模様。XAレンズはGMレンズの核となる超高度非球面レンズとなります。
製品画像やレンズ構成図を見て分かる通り、超広角ズームレンズだけにレンズ前面はいわゆる " 出目金レンズ " となっており従来型のレンズフィルターは装着出来ない仕様となっています。必要であれば前面にレンズフィルターホルダー(アダプター)を装着する必要がありますが、リアにフィルターホルダーを搭載する事により市販のシートタイプのフィルターに対応しているとのこと。
MTF曲線
F2.8開放時から高画質である事を謳っており、特殊レンズで諸収差を徹底的に制御した解像力をアピールしています。加えてXAレンズと9枚の円形絞りによるボケ味も特長の1つに挙げている模様。なんと " XDモーター " を4基も搭載し専用のアルゴリズムによって高速で信頼性が高く振動が少ない静音AFを実現しているとのこと。
GMレンズだけにプロ用途にも配慮した仕様で、フォーカスホールドボタンやフォーカスモードスイッチはカスタマイズ可能、リニア・レスポンスMF、レンズ前面はフッ素コーティングを施し汚れに強く、リヤフィルターホルダーを搭載しています。
サンプル画像も公開されており、風景・建物は「α7R IV」で撮影し、スポーツは「α9 II」で撮影しており、シーンや用途によってカメラを使い分ける事で「FE 12-24mm F2.8 GM」の光学性能が引き出せる事が伺えます。
2020年8月7日(金) 発売予定
7月14日(火)予約開始なので、まだ量販店価格は分かっていませんが希望小売価格は380,920円+税となっています。ソニーショールーム/ソニーストアによる先行展示は7月10日(金)。購入を検討している方や、発売前にいち早くタッチ&トライしてみた方は、行ってみると良いかもしれません。