ソニー α7S III プロトタイプ動画仕様情報(噂)
SARが、ソニー「α7S III」情報(噂)を更新しました。プロトタイプの動画機能情報(噂)のカケラを1つにまとめた感じで、すべてが製品版に採用されているのかどうか分かっていない模様。
噂のカケラで、どういう条件・設定でそうなっているのか言葉足らずな印象です。自分は動画知識が浅いので間違えていたらごめんなさい…^^;
- ビットレート 600Mbps
- 16bit RAW出力
- ソニーは、15段のダイナミックレンジを実現していると言ってる
- ISO最大感度は、α7S IIと同じISO409600
- プリプロダクション版のS-Log 3のベースISOは、ISO1600(α7S II)ではなくISO160になっていた
ビットレート 600Mbps
今のところ「α7S III」は " 8K " に対応していないと言われていますが、" 600Mbps " は、どの解像度とフレーレートの動画ビットレートなのか気になるところです。もちろフォーマット・ファイル形式でもビットレートは変わってきますが…
- α7S II … 4K30p XAVC S 4K (MPEG-4 AVC/H.264) 100Mbps
- EOS R5 … 8K30p RAW 2600Mbps
- EOS R5 … 8K30p ALL-I 1300Mbps
- EOS R5 … 4K60p ALL-I 940Mbps
- EOS R5 … フルHD ALL-I 180Mbps
- S1H … 6K24p H.265/HEVC 200Mbps
- S1H … 4K30p ALL-I 400Mbps
- S1H … フルHD H.265/HEVC 150Mbps
キヤノン「EOS R5」とパナソニック「S1H」のほんの一部のスペックをリストアップしてみました。今のところソニーは、" XAVC " に置き換わる8Kに対応したH.265ベースの次世代コーデック " XEVC " を開発中と噂されていた時があったので「α7S III」が採用してくるかもしれません。
このビットレート 600Mbpsのファイルサイズがどのくらいになるのか気になところ。今のところ「α7S III」は、SDカード UHSIIを採用していると噂されています。
16bit RAW出力
静止画の事を指していると思いますが、元々「α7S II」の静止画RAWは、14bitのデジタル信号を「フロントエンドLSI」と「BIONZ X内」で一度16bit処理を行ってからRAW画像に14bit出力を行う仕様だったので、噂が正しければさらに性能を引き上げてきている事になります。
ダイナミックレンジ 15ストップ
パナソニック「S1H」のダイナミックレンジは14+ストップ (V-Log / V-Gamut) なので、「α7S III」はさらに超えてくる事に。この15ストップは「S-Log / S-Gamut」を効かせて撮影した場合のダイナミックレンジかもしれません。
ISO409600
現行「α7S II」の常用ISO感度は、ISO100~ISO102400。拡張ISO感度でISO50~ISO409600に対応しています。今回の情報(噂)では、ISO感度自体に変更はない感じですが、今のところ1200万画素 積層型センサーを搭載していると噂されているので、もちろん裏面照射型(BSI)である事に期待です。よりノイズ耐性が向上していそうな予感。
S-Log 3のベース感度はISO160?
今回の情報(噂)では、「α7S III」プロトタイプのS-Log 3のベース感度が、ISO1600ではなくISO160になっていた模様。これが本当であれば凄いですが、個人的には追加情報(噂)待ちといった感じでしょうか。
「α7S III」スペック情報(噂)
- 高速読み出しが可能な新型1200万画素 積層型センサー
- HDMI経由で フルHD240fps / 4K120fps10bit 4:2:2 / 4K120fps RAW の記録に対応
- ビットレート 600Mbps
- S-Log 3のベース感度はISO160
- 最高感度 ISO409600 (動画)
- 16bit RAW出力
- ソニーはダイナミックレンジ 15ストップを実現していると言っている
- 世界最高 高精細944万ドットEVFを搭載 (QXGA解像度)
- 新しいタイプのパッシブ・クーリング(放熱で自然冷却)システムを採用しノイズは出ない
- オーバーヒートしないし、撮影時間制限もない
- メモリーカードは、SDカード UHSII に対応
- 外観は「α7R IV」に似ている
- 「ZV-1」のようなフリーアングル・モニタを採用
- 7月下旬発表
- 8月中旬発売
SARは今回のすべての情報(噂)は100%正確ではないと掲載。「α7S III」は新しいタイプのパッシブ・クーリング(放熱で自然冷却)システムを採用していると噂されており、今回ヒントになりそうな情報(噂)は無く、排熱するための通気口があるのかどうか確認できなかった事も語っています。