ソニー「WW850128」複数認証機関に登録され始める レンズ交換式カメラの模様
ソニーの未発表カメラ「WW850128」は5月に海外認証機関に登録済みですが、軒下デジカメ情報局が台湾NCCにも登録された事を伝えています。一体どのようなEマウント機なのですか。APS-Cなのかフルサイズ機なのか、既存モデルの後継機なのか、まったく新しい機種なのか。
ソニーのレンズ交換式カメラ「WW850128」が台湾NCCにも登録されました。Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)とBluetoothを搭載。バッテリーはNP-FZ100で、USBはType-C。シングルカードスロットで認証試験時はSDカードを装着。(α7S IIIはWW271448) #認証情報 pic.twitter.com/2YohDHFl5K
— 軒下デジカメ情報局 (@nokishita_c) July 31, 2020
WW850128
- Wi-Fi(11a/b/g/n/ac)
- Bluetooth
- バッテリー NP-FZ100
- USB Type-C
- シングルカードスロット (テスト時はSDカードを使用)
5月に登録情報が登場した時は、RXカメラではないか?と噂されていましたが、どうやらレンズ交換式カメラの模様。Zバッテリー「NP-FZ100」を採用していて、このバッテリーを採用している主な機種は「α9 II」「α7R IV」「α7S III」「α7 III」「α6600」で、フルサイズ機もしくはAPS-Cハイエンド機になります。あとWi-Fiも " 11a/b/g/n/ac " まで対応していますが、カードスロットはシングルであるところもヒントになります。
どのような機種なのか現時点でまったく情報(噂)はありませんが、可能性がありそうというか、いくつか想像してみました。
新しいラインのEマウント フルサイズ機 : SARを見ると「α5 / α6 (仮名)」なのではないか?と推測しています。実は6月に「α5」情報(噂)は登場済みで、EVF非搭載の小型ボディに仕上がったエントリークラス フルサイズ機になるのではないか噂されています。噂では8月下旬もしくは9月上旬あたりの発表となっていますが、この機種に関する追加情報(噂)はありません。
普通に「α7 IV」を投入した方が利益率は高そうな気がしますが、カメラ市場縮小は止まらず、ソニーでも黒字を維持するのは厳しくなってきている感じなのでラインアップの隙間を埋めるというかレンジを広げる機種が必要になってきたのかもしれません。
あと既存モデルの後継機として考えると、可能性があるのは「α7 IV」しか残っていません。※現行「α7 III」は、デュアルカードスロットなので可能性は低そう。
新しいラインのEマウント APS-C機 : 現行モデル「α6600」「α6400」「α6100」後継機が登場するには、まだ早い気がします。Zバッテリーを搭載しているので「α6600」後継機もしくはそれより上に位置するフラッグシップ機の可能性もあるのかな~と。
あと最近ソニーは「ZV-1」などVlog用途の提案を積極的に行っているので、レンズ交換式のVLOGCAMを提案してきても不思議ではありません。パナソニックがVlogger向けのマイクロフォーサーズ機「LUMIX G100」を8月下旬に発売予定です。
ソニーは「α7S III」を発表したばかり。発売時期は少し先で海外では9月24日、国内は10月9日発売予定となっています。「WW850128」の発表時期がどうなるのか…「α7S III」を発売してから発表される事になるのか…詳細もまったく分かっていないので追加情報(噂)待ちといった感じでしょうか。