ソニー LA-EA5 マウントアダプター発表 コンパクト設計
ソニーが、AマウントレンズをEマウント機で使用可能にする新マウントアダプター「LA-EA5」を発表しました。英国では2020年11月発売予定、希望小売価格は270ポンドとのこと。
「LA-EA5」最新のEマウントカメラでAマウント SSMとSAMレンズが使用可能にするマウントアダプター(レンズアダプター)で、像面位相差AFをフルサポートする事によりリアルタイム瞳AF(人と動物)やリアルタイムトラッキングに対応しているとのこと。ただしボディとレンズの互換性があるの注意が必要です。※プレスリリースと製品ページに掲載している注意事項をすべてを拾っていないので、製品ページをチェックする事をお勧めします。
SSMとSAMを搭載したAマウントレンズ使用時、AF/AE追従で最高11コマ/秒の高速連写が可能とのこと。ただし機種によって最高連写枚数は異なりSSM/SAMレンズとの組み合わせで…
- 「α7R IV」「α9」「α9 II」… 10コマ/秒
- 「α6600」… 11コマ/秒
製品ページには、装着したレンズに依存し高速連写枚数が変化する場合があると掲載しています。まだ英国ソニーの製品ページを見る限り、フルスペックシートは現時点で公開されていません。
「LA-EA5」はすべてのAマウントレンズをサポートしており、SSM/SAMレンズだけでなく「Sonnar T* 135mm F1.8 ZA」や「Planar T* 85mm F1.4 ZA」などモーターを搭載していないレンズもサポートしている模様。
AFドライブユニットと絞りドライブユニットをコンパクトを円筒形マウントアダプタに落とし込んだコンパクト設計である事をアピール。サイズは66.0 x 31.7mm、質量は88gとなっています。アダプターはAマウントレンズの径に最適化しておりコンパクトなEマウント機を使用しても出っ張りはなく、縦グリップ装着しても快適なホールド感と操作感がを保持している模様。
他にも色々制約があり、STFレンズはマニュアルフォーカスのみでテレコンバターには非対応。「α7R IV」はVer.1.20以降、「α6600」はVer.1.10以降のファームウェアに更新する必要があるとしています。AEトラッキングは、最初の1枚は絞りが固定され、シャッタースピードとISO感度は露出調整で使用される模様。あと動画撮影時のAFは対応していないなど、プレスリリースや製品ページに注意事項が掲載されているので購入を考えているユーザーさんはチェックしておいた方が良いかもしれません。
英国では2020年11月発売予定、希望小売価格は270ポンドで、B&Hを見てみると米国では10月29日発売予定、売り出し価格は248ドルとなっています。