タムロン 24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 光学性能と使い勝手を両立した単焦点レンズ
ePHOTOzineが、タムロンのEマウント 広角単焦点レンズ「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051)」レビューとサンプル画像を掲載しました。光学性能と使い勝手を両立した単焦点レンズであると評価し「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2」に続き5つ星満点でエディターズ・チョイスに選出しています。
24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051)の長所
- 素晴らしいシャープネス
- 良く制御された色収差(CA)
- 簡易防滴構造
- 素晴らしいフレア耐性
- 最大撮影倍率 1:2 の寄れるレンズ
- 小型軽量
- 素晴らしい価格設定 ※国内希望小売価格 46,000円+税
- 英国で5年保証
- 静音AF
24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051)の短所
- 歪曲は " カメラ内補正 " もしくは " 画像編集ソフトによる補正 " が必要になってくる
5つ星満点を獲得し " エディターズ・チョイス " に選出しています。「24mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (Model F051)」は、卓越したハンドリングとパフォーマンスを実現した定番広角単焦点レンズであると選出理由を挙げています。
24mmはフルサイズカメラにとって定番の焦点距離であり、今では超広角扱いされていないが、劇的な広角効果があり汎用性ある撮影が可能な広角レンズのポジションを維持していると解説。ストリートスナップ、風景、建築、時にはポートレートなど色々な角度で見てみても24mmはかなり便利で汎用性あるレンズであるとレンズの立ち位置を説明。
タムロンは非常なリーズナブルな価格の素晴らしいパフォーマンスを発揮するレンズを提供しており、小型軽量で、ストリートスナップ時目立たない理想的なレンズであり「20mm F/2.8 Di III OSD M1:2」に続きエディターズ・チョイスに値するレンズであると結論付けています。
MTFチャートを掲載していて…
- 中央部 … F2.8~F16まで素晴らしく、F22は回折現象が見受けられるが非常に良好
- 周辺部 … F2.8~F4まで素晴らしく、F5.6~F16が非常に良好、F22は回折の影響でソフト描写
色収差(CA)チャートはカメラ内補正をオフにして計測し、中央部分は卓越した値で、周辺部はカラーフリンジが見受けられるがソフトウェア・ソリューションで対応可能で大きな問題になる事はないそうです。
歪曲は樽型歪曲-6.13%が存在するものの、カメラ内補正で-0.81%まで改善するとのこと。基本的にカメラ補正前提のレンズであると解説。24mmでF2.8のレンズだけにボケ味が強みのレンズではなく、フレア耐性は素晴らしく、周辺減光は控え目であると解説しています。