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タムロン「開発キャパ的に新レンズは年間5本程度にしている」

タムロンは8月に2023年Q2決算発表(上期決算)を行いましたが、今になってQ&A書類(PDF)が公開されている事に気付き見てみるとレンズ開発において興味深い事を語っているので一緒に見てみましょう。

Q5.自社ブランドの新機種投入数は年間5機種程度としているが、来年以降における投入数について、異なるマウントも含め、7~8機種等への増加を考えているか?

A5.開発キャパもあるので、年間5機種程度としている。※2023年12月期 第2四半期 決算資料より

タムロンはここ数年 年間5本程度の新レンズを計画し投入し続けていますが、来年以降も投入レンズを増やす事なく年間5本程度の新レンズ投入を維持していく方向である事が伺えます。開発キャパの影響が大きそうな印象。あとタムロンはOEMレンズも展開しているので5本程度がバランス的に良いのかもしれません。

これ以降はデジカメライフ雑談になります。

タムロンはニコンZマウントや富士フイルムXマウント用レンズの展開を始めていますが、今後も年間5本程度の新レンズ展開に留まる事を考えると、ZマウントやXマウントの独自レンズの可能性は低そうな予感。やはりEマウント用レンズが先行し、その後にZマウントやXマウント用レンズが投入される流れになるのではないでしょうか。ちなみにタムロンの筆頭株主はソニーです。

マウントと言えば、キヤノンRFマウントの存在。2024年にタムロンからRFレンズが登場するのかどうか気になるところ。