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トキナー 一気にレンズ6本の開発を発表 70周年を記念して夏以降の発売を目指し開発中

ケンコー・トキナーが、新レンズ6本の開発発表を行いました。トキナー誕生70周年を記念して夏以降の発売を目指し開発中とのこと。

株式会社ケンコー・トキナー(社長:山中徹)は、トキナー誕生70周年にあたる本年、トキナーレンズのラインナップ拡充を図り、多様な撮影ニーズに応えて参ります。

現在、下記6機種について、本年夏以降の発売を目指して、開発を進めております。atx-mシリーズでは、APS-C専用ソニーEマウントに対応したシリーズを拡充するとともに、フジXマウントにも対応したシリーズの販売も順次計画しております。また、フルサイズソニーE用の新製品として、2月発売済みのatx-m 85mm F1.8 FEに加え、atx-m 35mm F1.8 FEおよびatx-m 50mm FEの2機種を新たにラインナップに追加する予定です。※プレスリリースより

トキナーレンズロードマップ2020

トキナーレンズ開発発表

atx-iレンズ Fマウント/EFマウント

  • atx-i 11-16mm F2.8 CF ※APS-C (発売中)
  • atx-i 100mm F2.8 FF Macro ※フルサイズ (発売中)
  • atx-i 11-20mm F2.8 CF ※APS-C (夏発売予定)

ちなみに「atx-iシリーズ」は、AT-Xシリーズの中からユニークな機種をピックアップし、外観・性能・価格を見直して最新のDSLRレンズにフィットさせたレンズシリーズ。「atx-mシリーズ」はミラーレス専用レンズで優れた描写性能とお求めやすい価格を両立させた光学設計がコンセプトとなっています。

atx-mレンズ Eマウント

  • 23mm F1.4 E ※APS-C (夏発売予定)
  • 33mm F1.4 E ※APS-C (夏発売予定)
  • 56mm F1.4 E ※APS-C (夏発売予定)

atx-mレンズ Eマウント フルサイズ対応

  • 85mm F1.8 FE ※フルサイズ (発売中)
  • 35mm F1.8 FE ※フルサイズ (秋発売予定)
  • 50mm F1.8 FE ※フルサイズ (秋発売予定)

トキナーは、単焦点レンズの基本的な焦点距離 35mm/50mm/85mm から展開していく事が伺えます。Eマウント APS-C用レンズは夏、フルサイズ用レンズは秋の投入を予定。サードパーティ製レンズメーカーにとってEマウントは注力すべきポイントになりつつあります。

atx-mレンズ Xマウント

  • 23mm F1.4 X ※APS-C (秋発売予定)
  • 33mm F1.4 X ※APS-C (秋発売予定)
  • 56mm F1.4 X ※APS-C (秋発売予定)

何と富士フイルム Xマウント用レンズも秋に投入予定。光学性能はEマウント APS-C用と同じと思いますが、シグマやタムロンがEマウントに注力する中トキナーの試みは、忠誠心が高いXユーザーに受け入れられるのかどうか注目です。

開催中止になったCP+2020で " 開発発表 " を行う予定だったのではないでしょうか。ひょっとするとモックアップも展示する予定だったのかもしれません。フォトキナなどのイベントで参考展示される事に期待です。