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雑多なコラム

パナソニック LUMIX G8 で花・水滴(しずく)写真を撮ってみる

パナソニック LUMIX DMC-G8 ( 海外名 G80 / G81 / G85 ) とオリンパスのマクロレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro の組み合わせで花と水玉(しずく)写真を撮ってみました。いつもは雨の日にフィールドに出て片手にカメラ、片手に傘をさして撮影するのですが、今回は花屋で購入した花を部屋撮りしています。※以前G8で動画を初撮りした時に今回のマクロ画像も撮影しました。

今回掲載したサンプル画像はレタッチ一切なしのJpeg撮って出しになります。

Panasonic Lumix G8 花と水玉しずく写真
30mm 1/250秒 f/3.5 ISO-200 0.0EV

部屋撮りの花・水玉(しずく)撮りは、雨の日にフィールドに出て撮るよりもかなり楽です。この日は晴天、窓際で半逆光気味に撮影しているので、光が良い具合に回り込みコントラストも良好。これまで愛用していたオリンパス OM-D E-M5と比べるとやっぱりクリアな描画に感じます。30mmマクロの写りも良くなった気がします。

Panasonic Lumix G8 花と水玉しずく写真
30mm 1/200秒 f/3.5 ISO-100 -0.3EV

G8はフォーカスピーキングが採用されているので水玉(しずく)撮りのマニュアルフォーカス撮りにも威力を発揮します。今回は写真によって、" オートフォーカス / マニュアルフォーカス " を使い分けました。つるんとした表面はフォーカスピーキングが表示し難い時もあるので、水玉の表面に合わせる時はEVF頼りでフォーカスを合わせました。

Panasonic Lumix G8 花と水玉しずく写真
30mm 1/60秒 f/3.5 ISO-400 0.3EV

自分はオリンパスの60mmマクロも所有していますが、より安価な30mmマクロで撮影しています。個人的にパナソニック G8が採用している第1世代 空間認識AF(DFD)は、60mmマクロのフォーカスリミットスイッチとの相性がイマヒトツに感じます。あくまでも自分の設定と撮り方によりますが、接写に関しては30mmマクロの方が相性が良く感じます。

Panasonic Lumix G8 花と水玉しずく写真
30mm 1/400秒 f/3.5 ISO-200 0.0EV

30mmマクロは最大撮影倍率2.5倍(35mm換算)でレンズ先から14mmまで寄れるレンズなので、最短撮影距離を気にする事なく構図が取れるので、G8の5軸手ぶれ補正機構とグリップの相乗効果で安定して撮影が可能です。あとパナソニック純正マクロレンズとの組み合わせで接写時、どのくらい空間認識AF(DFD)の動作が良くなるのか気になるところ。正直言ってオリンパスマクロレンズとの組み合わせだと、ピントを合しに行く時の前後動が激しい時がありました。※とくに60mmマクロで接写する時にグイングイン動く事が多い印象…カメラ内の設定で改善するのかどうか、まだG8の設定を詰め切れていないので改善するかもしれまん。

Panasonic Lumix G8 花と水玉しずく写真
60mm 1/640秒 f/2.8 ISO-200 -0.3EV

こちらの写真は、少し日陰のところに場所を移して撮っています。水玉の輪郭に綺麗なラインが出来るとAFも合い易いし、フォーカスピーキングも使い易い印象です。自分の先入観だとは思いますが、G8はマクロ撮りにおいてオリンパス機よりクリアに撮れる分、ワイルド感というか力強さはオリンパス機の方がある印象です。

今後雨の日に実際にフィールドに出て水玉(しずく)撮りに行くのが楽しみ。その時は、防塵防滴仕様の60mmマクロを使う事に。オリンパスのマクロレンズ前提になりますが、AFに関して今のところマクロ撮りにおいて若干不安を感じています。でも良い感じで撮れているし、これから花の季節になるので、色々試行錯誤していこうと思います。