キヤノン「EOS R5」追加スペック情報を掲載 犬猫鳥の瞳AFと8K30p搭載
キヤノンが開発中のRFマウントの中核を担うフルサイズミラーレス機「EOS R5」スペック情報を更新し、AF周りと8K動画仕様に関する一部スペックを追加しました。どうやら少しずつスペック情報を解禁していく戦略のようです。
AF被写体検出
- 「犬・猫・鳥」の「全身・顔・瞳」に対応
動物瞳AFは、犬・猫・鳥に対応。もはや動物瞳AFは、犬と猫は対応していて当たり前的な感じですが、要望の高い " 鳥 " に対応するとのこと。野鳥撮りがメインの方は朗報ではないでしょうか。あと鳥の手前に小枝とか葉が重なっていた時の精度も気になるところ。全身と顔にも対応しているので動体追尾性能にも注目です。「EOS R5」だけに発売後も様々な被写体がファームウェアアップデートで対応していくかもしれません。
8K動画撮影 ※3月13日追加
- 静止画切り出し可能
- フレームレート29.97fpsを実現 ※
- 水平方向クロップなしでの撮影可能 ※
- 全モードでデュアルピクセルCMOS AF可能 ※
- 内部記録可能 ※
8Kは " 8K30p " までは対応している模様。あと水平クロップなしでの撮影が可能となっており、デュアルピクセルCMOS AFも8K撮影時に対応とのこと。内部記録可能となっていますが、詳細なフォーマットはまだ掲載されていません。あと4Kや6Kの仕様がすごく気になります。
キヤノンは「EOS 5D Mark II」で一眼動画の道を切り開きましたが、その後シネマEOSを立ち上げ民生機の動画機能に関してはあくまでもコンシューマー向け止まりでしたが、RFマウントにおける戦略機である「EOS R5」だけに久々に " 動画5D " が復活するのでしょうか。※dpreviewは「EOS R5」をミラーレス5Dという表現を使っています
個人的に「EOS R5」は、パナソニック「S1H」やソニーが今後発売するであろう「α7S III」に対してどのぐらい動画性能を強化してくるのか興味津々。シネマEOSの技術も採用してくる事に期待しています。例えば「EOS C500 Mark II」の複数段あるベースISO技術など。これに関しては、今後雑談記事を掲載しようと思っています。※Update : 雑談記事を掲載しました。
「EOS R5」は現在開発中で、東京五輪2020開催前に投入する方針である事は報道済みですが、新型肺炎の影響も出つつあり、予定通り発売されても安定供給できるようになるのは秋になるのではないか?とういう噂もあるので、今後のキヤノンの情報更新に目が離せません。