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キヤノン EOS-1D X Mark II は、デジタル一眼レフの基準となるカメラ

ePHOTOzineが、EOSカメラ フラッグシップ機 キヤノン EOS-1D X Mark II のレビューとサンプル画像を掲載しました。EOS-1D X Mark IIは、みんなが探し求めていたデジタル一眼レフで、最高級クラスのデジタル一眼レフの基準となると評価しています。

EOS-1D X Mark IIの長所は…

  • DCI 4K 60/50fpsの解像度で動画撮影可能 (DCI 4Kは、映画制作会社が加盟する団体 Digital Cinema Initiatives で策定された4K ※DCI 4K : 4096×2160px / 4K UHD : 3840×2160px)
  • ハイスピード FullHD 動画撮影が可能
  • オートホワイトバランスで " 雰囲気優先 " もしくは "ホワイト優先 " が選択可能
  • 予想以上にバッテリーライフの持ちが良い
  • AF/AE追従で高速連写 14コマ/秒を実現
  • ミラーアップ状態で高速連写 16コマ/秒を実現
  • ヘッドフォン/マイク端子
  • ノイズ耐性が素晴らしい
  • 画像品質が素晴らしい
  • 電子水準器
  • GPS内蔵
  • USB 3.0

EOS-1D X Mark IIの短所は…

  • 大きく重いボディでシャッター音が大きい
  • タッチパネルは、再生に対応していない
  • モノ マイクロフォン レコーディング
  • Wi-Fiが内蔵されていない

4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。キヤノン EOS-1D X Mark IIは、最高級クラスのデジタル一眼レフの基準となる機種で、(みんなが)探し求めていたカメラである事を選出理由に挙げています。

高速連写性能、オートホワイトバランス、ISO高感度耐性など、見かけのスペックではなく実際に向上していて、ピクチャーコントロールで自分好みの色味が設定可能であり、優れた色味の高品質な画像を撮影可能であると評価しています。

シネマ解像度で撮影可能な DCI 4K 60/50fps に対応し、29分59秒まで連続撮影可能なところもポイントで、静止画・動画性能ともに好印象なレビュー記事となっています。

ISO50~3200までは、キヤノン EOS-1D X Mark II と ニコン D5 両機種 大きな違いはなく、ISO6400時わずかな差があり、D5の方が強くノイズリダクションが掛かるためにEOS-1D X Mark IIの方が少しだけディテール豊かな模様。ISO12800では、EOS-1D X Mark IIはD5よりもノイズが強く出るそうで、わずかに色が飽和するそうです。

ISO25600でもD5はノイズが少なく彩度も保ちますが、ISO51200になると両機ノイズが増加し彩度が低下するとのこと。 ISO102400になるとEOS-1D X Mark IIはノイズの状態がかなりひどくなり、常用範囲はISO102400以下を勧めています。