キヤノン 一眼レフを増産へ 世界的にカメラの供給不足が予想され国内3工場フル稼働
日刊工業新聞が、キヤノンが、地震の影響で世界的にカメラの供給不足になる事を見越して、一眼レフを増産すべく国内のデジタルカメラ全3工場を近くフル稼働すると伝えています。
- キヤノンは一眼レフカメラなどレンズ交換式カメラの増産に向け、国内のデジタルカメラ全3工場を近くフル稼働する
- 地震の影響で主要サプライヤーが被災し、世界的に供給が不足する懸念がある
- キヤノンもコンパクトカメラの生産に影響を受けるが、代わりに基幹部品を自社生産するレンズ交換式カメラの生産を増やし、カメラの販売機会ロスを減らす
- 増産するのはデジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラといったレンズ交換式カメラ
- キヤノンでは「コンパクトの世界市場は2割程度の影響を受けるのではないか」(同)とみており、レンズ交換式のカメラの増産を急ぐ
カメラメーカー各社から地震の影響に関するプレスリリースが定期的に登場し、特にソニー製センサーを採用しているカメラメーカーは新型カメラの発表・発売も影響を受けると見られていますが、どうやらキヤノンはコンパクト機以外は影響を受けない事が伺える内容となっています。
競合他社が、現行カメラ・新型カメラの供給に手間取っている間に顧客がEOSカメラに流れる可能性もあるかもしれません。