キヤノン Lレンズ 24-105mm F4 II と 16-35mm F2.8 III を発表
キヤノンが EOS 5D Mark IV と共に2本のLレンズ 標準ズームレンズ EF24-105mm F4 L IS II USM と 大口径超広角ズームレンズ EF16-35mm F2.8 L III USM を正式発表しました。
希望小売価格と発売日は…
- EF24-105mm F4 L IS II USM 155,000円(税別)10月下旬発売
- EF16-35mm F2.8 L III USM 299,000円(税別)10月中旬発売
…となっています。
“EF24-105mm F4L IS II USM”は、新製品の“EOS 5D Mark IV”(2016年8月25日発表)のキットレンズで、従来機種の「EF24-105mm F4L IS USM」(2005年10月発売)を11年ぶりにリニューアルした標準ズームレンズです。非球面レンズ4枚と、レンズ面に対して垂直に近い角度で入射する光に対して大幅な反射防止効果を発揮する特殊コーティング「ASC(Air Sphere Coating)」を採用しており、従来機種と比べてさらなる高画質を実現するとともに、歪曲(わいきょく)収差の発生の抑制や周辺光量を改善し、フレア・ゴーストの抑制を実現しています。※プレスリリースより
- 画角(水平・垂直・対角線) : 74°〜19°20'・53°〜13°・84°〜23°20'
- レンズ構成 : 12群17枚
- 絞り羽根枚数 : 10枚
- 最小絞り : 22
- 最短撮影距離 : 0.45m
- 最大撮影倍率 : 0.24倍(105mm時)
- フィルター径 : 77mm
- 最大径×長さ : φ83.5mm×118mm
- 質量 : 約795g
- 手ブレ補正効果 : 約4段分※(CIPAガイドライン準拠)
スペシャルサイトに近い " EF24-105 F4L IS II USM 特長紹介 " も公開されました。2.5段から4段分に進化したレンズ内手ブレ補正機構、ASC、非球面レンズが3枚から4枚に増加したポイントが特長的な標準ズームレンズとなっています。
“EF16-35mm F2.8L III USM”は、従来機種の「EF16-35mm F2.8L II USM」(2007年3月発売)を10年ぶりにリニューアルした超広角ズームレンズです。大口径ガラスモールド両面非球面レンズ2枚や研削非球面レンズ1枚、UD※レンズ2枚などの特殊光学系を含む11群16枚のレンズ構成と、「SWC(Subwavelength Structure Coating)」や「ASC」などの特殊コーティングとの組み合わせにより、従来機種を大幅に上回る高画質を実現しています。これにより、色にじみの原因となる倍率色収差やゆがみの原因となる歪曲(わいきょく)収差、フレア・ゴーストの発生を抑制しており、画面周辺部を含む全画面域で高画質を実現しています。※プレスリリースより
- 画角(水平・垂直・対角線) : 98°〜54°・74°10'〜38°・108°10'〜63°
- レンズ構成 : 11群16枚
- 絞り羽根枚数 : 9枚
- 最小絞り : 22
- 最短撮影距離 : 0.28m
- 最大撮影倍率 : 0.25倍(35mm時)
- フィルター径 : 82mm
- 最大径×長さ : φ88.5mm×127.5mm
- 質量 : 約790g
こちらも " EF16-35mm F2.8L III USM 特長紹介 " ページが用意されています。周辺部まで高画質を実現するべく、大口径両面非球面ガラスモールドレンズ2枚、研削非球面レンズ1枚、UDレンズ2枚を採用してるとのこと。フレア・ゴーストも徹底的に抑制しているそうで、実際の光学性能が楽しみな1本となっています。