キヤノンマーケティングジャパンが、ドローン市場参入を発表
キヤノン(キヤノンマーケティングジャパン)が、産業用ドローンシステムの製造・開発を行うロドローン社に1億円出資しドローン市場に参入する事を発表しました。これによりキヤノンが、ドローン関連ビジネスを本格展開する事になります。
プロドローン社は、産業用ドローンのカスタマイズやソフトウェア提供を行う産業用ドローンシステムの国内有力メーカーで、機体設計やソフトウェア開発に関する高い技術力を保有しています。産業用ドローンは農業、運送、インフラ点検、警備・監視など多岐にわたる分野での活用が進んでおり、関連市場は今後より一層の拡大が見込まれています。
キヤノンMJグループは2016年より開始した5か年計画「長期経営構想フェーズIII（2016年～2020年）」において、”イメージング&ITソリューション“による成長領域へのシフトと事業領域の拡大を推進しており、ドローンを活用した新たなソリューションの提供を目指します。※プレスリリースより
販売契約を締結し、プロドローン社のドローンにキヤノン製映像入力機器が搭載され、撮影した画像データを使用した映像解析ソリューションや関連サービスを展開する予定とのこと。キヤノンMJは、機材の提供をはじめ関連サービスも行うそうです。
ソニーやパナソニックなど競合他社もドローン市場に参入しつつあるのでキヤノンもついに市場参入といった感じでしょうか。ちなみにタムロンなどのレンズメーカーもドローン市場を視野に入れています。