キヤノンが、イメージセンサー外販へ本格化 1~2年内を目処に事業化
日刊工業新聞が、キヤノンがイメージセンサー外販を本格化すると伝えています。1~2年内を目処に事業化し、数年後に産業分野を中心に10~20%のシェアを目指すとのこと。
- キヤノンは2年内をめどに、カメラ製品の競争力の根幹であるイメージセンサーの外販に乗り出す
- イメージセンサーの技術進化と産業分野へのカメラ用途の拡大により、外販の条件が少しずつ整ってきた
- 数年後に産業分野を中心に10―20%のシェアを目指す
以前からキヤノンがイメージセンサーを外販する報道はちらほら登場していたのですが、具体的な情報が登場したのは今回が初めてな気がします。
外販の核となるのはグローバルシャッター機能を搭載したセンサーで、キヤノンは2017年1月にこのセンサーを搭載したシネマEOS EOS C700 GS PLの発売を予定しています。外販用には " 過剰性能にならないタイプ " も販売予定とのこと。
将来的には車載カメラ市場も視野に入れていて、2017年に準備を整える模様です。