キヤノンが、産業用ドローン PD6E2000-AW-CJ1 発表 超高感度カメラME20F-SH搭載
キヤノンが、産業用ドローン PD6E2000-AW-CJ1 を発表しました。プロドローン社のドローン「PD6E2000-AW」に超高感度カメラ「ME20F-SH」を搭載したモデルで、害時における夜間の被災状況把握に貢献する災害対策用ドローンとのこと。
災害対策用ドローン“PD6E2000-AW-CJ1”は、プロドローン社の産業用ドローン「PD6E2000-AW」に超高感度カメラ「ME20F-SH」を搭載したモデルで、津波・崖崩れ・河川の氾濫などの災害時における夜間※1の被災状況把握に貢献します。
これまで夜間などの低照度環境下では赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的でしたが、「ME20F-SH」は肉眼で被写体の識別が困難な暗闇でもカラーフルHD動画の撮影が可能なため、夜間でも上空から被災状況を撮影することができます。全天候型の機体性能にあわせ、カメラ部も全天候型のハウジング構造にするなど、雨天等の悪環境でも使用できる設計となっています。また、遠隔地通信機能を備えており、飛行しながらリアルタイムに災害対策本部などへ映像を配信することが可能です。※プレスリリースより
日本国内のドローン市場は2022年に2,116億円の市場規模になることが予測され、キヤノンMJグループはプロドローン社とともに、ドローンを活用した映像ソリューションを開発し、災害対策用・電鉄会社の架線点検・インフラ点検・農業分野など業種別のソリューションを展開し、2020年までに売上50億円を目指すと掲載しています。
産業用ドローンの製品ページを見に行くと " 「測量」、「農業」、「点検」は後日公開予定です。" と掲載され業種別にリリース予定である事が確認できます。搭載している " 超高感度 多目的カメラ ME20F-SH " は、超高感度耐性(ISO400万相当)が売りだけでなく、EFレンズが使用可能で、Canon LogガンマとWide DRガンマを搭載し、拡張性も高いカメラとなっています。