キヤノン EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM と PowerShot SX730 HS 正式発表
キヤノンは、APS-Cセンサー搭載デジタル一眼レフ用 LEDライト採用 等倍マクロレンズ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM と 光学40倍ズームレンズ(プログレッシブファインズームで80倍)採用 PowerShot SX730 HS を正式発表しました。共に2017年5月下旬発売予定となっています。
“EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM”は、開放絞り値F2.8の明るさを持ち、被写体を等倍の大きさで撮影できる小型・軽量のマクロレンズです。「EF-Sレンズ」シリーズとして初めて内蔵するLEDライトにより、手軽にライティングしながら撮影ができます。LEDライト内蔵のマクロレンズをラインアップに加えることで、ユーザーの写真表現の領域を広げ、撮影のさらなる楽しみを提供します。※プレスリリースより
EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 基本スペック
- 画角(水平・垂直・対角線): 35°55'・24°20'・42°35'
- レンズ構成 : 6群10枚
- 絞り羽根枚数 : 7枚
- 最小絞り : 32
- 最短撮影距離 : 0.13m
- 最大撮影倍率 : 1倍
- フィルター径 : 49mm
- 最大径×長さ : φ69.2mm×55.8mm
- 質量 : 190g
ミラーレス用 EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMに搭載された " LEDライト " を、EF-Sレンズにも採用し " ハイブリッドIS " で手ブレ補正を抑えた等倍マクロレンズになります。35mm換算 : 56mmの焦点距離で、マクロレンズで一般的なF値 : F2.8となっています。
上記のように新マクロレンズで撮影したサンプルムービー「Canon EF-S 35mm f2.8 Macro Lens Sample Movie」を公開し、「EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 特長紹介」ページも用意されこのレンズの特長を分かり易く解説しています。5月下旬発売予定で、希望小売価格は55,000円(税別)とのこと。
PowerShot SX720 HS 後継機で、光学40倍ズームレンズ : 24-960mm (35mm換算)を採用し、プログレッシブファインズーム機能を使用すれば " 1920mm " の超望遠撮影も可能とのこと。背面モニタは180°可動式のチルト式液晶モニタで、美肌モードを搭載しセルフィ用途にも対応している模様。描画エンジンはDIGIC 6、搭載センサーは2,030万画素 1/2.3型裏面照射型高感度CMOSセンサー(有効画素数)となっています。
PowerShot SX730 HSの基本的なスペック
- 撮像素子 : 2,030万画素 1/2.3型裏面照射型高感度CMOSセンサー(有効画素数)
- 描画エンジン : DIGIC6
- レンズ : 4.3-172.0mm (35mm換算 : 24-960mm) F3.3-6.9
- レンズ構成 : 11群13枚(両面非球面レンズ2枚、片面非球面レンズ1枚、Hi-UDレンズ1枚、UDレンズ3枚)
- 光学ズーム倍率 : 40倍
- デジタルズーム倍率 : 4.0倍
- プログレッシブファインズーム : 80倍
- 撮影距離 (レンズ先端より) : オート 1cm~∞ / 2.0m~∞ マクロ:1cm~50cm
- 背面モニタ : 3.0型TFTカラー液晶(約92.2万ドット)、視野率:約100%、チルトタイプ
- 露出補正 : ±2段(1/3段ステップ)
- ISO感度 : ISO80~3200
- シャッタースピード : 1~1/3200秒(オートモード) 15~1/3200秒(すべての撮影モードを合わせて)
- 光学手ブレ補正(IS): マルチシーンIS 静止画で3段分効果
- 画像サイズ : 3:2 5184×3456px / 4:3 5184×3888px / 1:1 3888×3888px
- 動画 : フルHD 1920×1080(60fps:35Mbps/30fps:24Mbps)
- Wi-Fi / NFC / Bluetooth 対応
- サイズ : 110.1 × 63.8 × 39.9mm
- 質量 : 300g (バッテリーおよびメモリーカードを含む)
5月下旬発売予定で、カラーバリエーションはブラックとシルバーが用意され、価格はキヤノンオンラインショップで52,380円(税込)と掲載されています。