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キヤノン EOS Kiss X9i は、大幅に強化されどのユーザーにもお勧めのエントリー機

ePHOTOzineが、キヤノンのエントリークラス デジタル一眼レフ EOS Kiss X9i ( 海外名 : EOS Rebel T7i / EOS 800D ) レビューとサンプル画像を掲載しました。前機種と比べるとかなり強化された機種で、どのユーザーにもお勧めのエントリークラス デジタル一眼レフであると評価しています。

EOS Kiss X9iの長所は…

  • 前機種 EOS Kiss X8i (海外名 : EOS Rebel T6i EOS 750D)から意義のある重要なアップデートが施されている
  • 赤味を残したくない時のホワイトバランス " ホワイト優先(AWB・W)" が、ブツ撮りに最適
  • 高速連写速度の向上 (6コマ/秒)
  • バッテリーライフの改善 (静止画 600枚)
  • ライブビュー時のフォーカスパフォーマンスが印象的で素晴らしい
  • 良くなったグリップと薄くなったボディにより、かなり扱い易くなっている
  • 画像品質と色味が素晴らしい
  • 45点 AFポイント

EOS Kiss X9iの短所は…

  • 動画電子ISのクロップ領域が大きくてソフト描写になる
  • ボディ前面・背面にコントロールホイールが配置されていない
  • (エントリー機として)価格は少し高め

4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。高速性能や優れた画像品質をはじめとする素晴らしい機能を搭載している事を選出理由に挙げています。

前機種 EOS Kiss X8iから大幅にアップデートされた新型機で、ハンドリング、デザイン、フォーカススピ―ド関して嬉しい驚きであると評価し、(デュアルピクセルCMOS AFの採用により)ライブビュー撮影でも速い事に触れています。

高速連写やISO高感度耐性も向上し、新しいユーザーインターフェイス " ビジュアルガイド " を採用した事により初心者にも使い易い事も指摘。ただしダイヤル類が省略されているところは、マイナスポイントとして挙げています。

より本格的にマニュアルモードで撮影したいならばEOS 9000D (海外名 : EOS 77D)があるが、ボディが大きくなり価格もより高価になってしまう事は本当に残念とコメント。

前機種 EOS Kiss X8iと比べると高価に感じるが、大幅に強化されたデジタル一眼レフで、バッテリーライフも向上し、ミラーレス機と互角の競争を繰り広げているという表現も。EOS Kiss X9iは、素晴らしい画像品質を実現し、幅の広いお手頃価格レンズ・ラインアップが用意されているので、どのフォトグラファーにとってもお勧め(良い選択)である。

ISO感度耐性は…

  • ISO100~ISO1600 … ノイズ耐性は非常に良好でディテール豊か
  • ISO3200 … ノイズが顕著化する事はなく、非常に良好
  • ISO6400 … まだ使用可能なレベルであるが、撮り手の運用の仕方に左右される
  • ISO12800 … 使用可能かもしれないが、縮小するかRAW現像やモノクロ化するなど処置をする事をお勧めする
  • ISO25600 … これより上の設定は避けた方が良い

動画性能に関しては、動画電子ISのクロップ領域が大きいため使用すると画質が低下すると指摘していますが、動画品質そのものはかなり良好で、高画質を得るためにIS付きのレンズや三脚の使用を勧めています。