キヤノン EOS Kiss X9は、小型軽量デジタル一眼レフの決定版
ePHOTOzineが、キヤノンのエントリークラス APS-C デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9 (海外名 EOS Rebel SL2 / EOS 200D) レビューとサンプル画像を掲載しました。前機種 EOS Kiss X7と比べると大幅な改善が施された機種で、小型軽量な機種ながらもハンドリングが向上し、画像品質は素晴らしく、ライブビュー撮影も快適で、コンパクトなデジタル一眼レフを望む方にとって、EOS Kiss X9こそが勝者であると評価しています。
EOS Kiss X9の長所は…
- 素晴らしい画像品質と色味
- EOS Kiss X7 (海外名 EOS Rebel SL1 / EOS 100D)から意味のあるアップデート
- ホワイト優先ホワイトバランス (ブツ撮りに最適である)
- バッテリーライフの向上 650枚
- 見事なライブビュー撮影時のパフォーマンス
- ハンドリングが大幅に改善し、グリップも持ち易くなった
- 3インチ バリアングル式タッチパネルが素晴らしい
EOS Kiss X9の短所は…
- コマンドダイヤルが、1つしかない
- AFポイントが、9点しかない
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出されています。キヤノン最小のデジタル一眼レフでありがながら、優れたハンドリングや素晴らしい画質を実現しているポイントを選出理由として挙げています。
EOS Kiss X9は4年ぶりの新型機で、前機種 EOS Kiss X7と比べて重要ななアップデートが施されていると、2400万画素センサー、ホワイト優先ホワイトバランス、高速連写 5コマ/秒、バッテリーライフ 650枚、ライブビュー撮影時のAFパフォーマンス、Wi-Fi / Bluetooth / NFC、バリアングル式タッチパネルなど強化・改善箇所を挙げています。新しく採用されたメニューシステム " ビジュアルガイド " も評価。
APS-Cセンサー搭載EOS カメラ用のレンズラインアップの広さも魅力のひとつとして挙げていますが、EOS Kiss X9を最大限に利用するには、単焦点レンズをお勧めすると小型軽量デジタル一眼レフならではの使い方を提案しています。
コンパクトなサイズで、低照度でもAFの信頼性は高く、優れた画像品質でバッテリーライフは改善し、EOS Kiss X9は素晴らしい選択肢となり得ると評価。マニュアルフォーカスやよりダイレクトな操作を好む意識の高いフォトグラファーには、よりAFポイントも多いEOS 9000D (海外名 EOS 77D)を勧めています。コンパクトなデジタル一眼レフを望む方にとって、EOS Kiss X9こそが勝者であると結論付けています。
EOS Kiss X9 ISO感度耐性は…
- ISO100~ISO1600 … ISO低感度時のディテールは非常に良好なレベル
- ISO3200 … ISO3200になるまでノイズに気が付く事はない
- ISO6400 … 使用可能なレベル
- ISO12800~ISO25600 … リサイズしたり、RAW現像したり、モノクロに変換したり、用途に応じた使用ををお勧めする
- ISO51200 … 使用は避けるべし
…と判断しています。