ホーム > カメラニュース 2017 > キヤノン EF85mm F1.4L IS USM 正式発表 IS搭載大口径中望遠単焦点レンズ

キヤノン EF85mm F1.4L IS USM 正式発表 IS搭載大口径中望遠単焦点レンズ

キヤノンが、EF85mm F1.4L IS USM を正式発表しました。レンズ内手ぶれ補正機構(IS)を搭載した大口径中望遠単焦点レンズで、2017年11月下旬発売予定、希望小売価格は200,000円(税別)とのこと。ちなみにキャノンオンラインショップでは、180,000円(税別)で予約受付中となっています。

おもな特長
“EF85mm F1.4L IS USM”は、描写性能や操作性、堅牢性などにおいて最高水準の性能を追求した「L(Luxury)レンズ」の大口径中望遠単焦点レンズです。細部まで表現する高い解像力と背景の美しいボケ味を両立する優れた描写性能に加え、IS搭載により機動性を高めています。本格的なポートレート撮影用レンズとして定評のある超大口径の「EF85mm F1.2L II USM」(2006年3月発売)と小型・軽量の「EF85mm F1.8 USM」(1992年7月発売)に、高画質で機動性を備えた本機種を加えることで、焦点距離85mmの大口径ラインアップを拡充し、ユーザーの多様なニーズに応えます。

Lレンズならではの優れた描写性能
高精度ガラスモールド非球面レンズ1枚を採用しており、画面中心から周辺部までシャープな画質を実現しています。また、特殊コーティング技術「ASC(Air Sphere Coating)」の採用により、逆光によるフレアやゴーストの発生を抑制するなど、優れた描写性能を実現しています。明るい大口径F1.4レンズにより、夜間や屋内などの暗いシーンでも背景のボケを生かした高画質な静止画・動画の撮影を行うことが可能です。

IS搭載により快適な手持ち撮影を実現
F1.4の大口径レンズでありながら、シャッター速度換算で4段分のISを搭載しており、光量の少ないシーンでも手ブレを抑えた撮影が可能です。また、ISを搭載しながらも、レンズ全体のメカ構造を工夫することにより、小型・軽量を実現しています。機動性の高い中望遠レンズとして、被写体に圧迫感を与えない適度な距離を保った手持ち撮影ができ、背景をぼかしたポートレートを中心に幅広い撮影シーンに対応します。※プレスリリースより

EF85mm F1.4L IS USMの基本的なスペック

  • 焦点距離 : 85mm
  • 画角 (水平・垂直・対角線) : 24°・16°・28°30'
  • レンズ構成 :10群14枚
  • 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
  • 最小絞り : F22
  • 最短撮影距離 : 0.85m
  • 最大撮影倍率 : 0.12倍
  • フィルター径 : 77mm
  • 最大径×長さ : φ88.6mm×105.4mm
  • 質量 : 950g

仕様ページにはMTF曲線図をはじめレンズ構成図など掲載し、レンズ解説・写真家インプレッション・開発者インタビューを掲載した " EF85mm F1.4L IS USM 特長紹介 " ページも公開しています。キャノンオンラインショップでは、会員限定 独自キャンペーンを実施している模様。