DxOMarkが、キヤノン EOS M100 センサースコアを公開
DxOMarkが、キヤノンのエントリークラス・ミラーレス機 EOS M100 センサースコアとレビューを掲載しました。DxOMarkがテストしたキヤノン ミラーレス機の中で最高スコアを記録し、EOS 80Dなどのキヤノン APS-C デジタル一眼レフと比較しても遜色はないセンサースコアとなっています。
キヤノン EOS M100 センサースコア
- 総合スコア : 78ポイント
- 色深度 : 23.5bits
- ダイナミックレンジ : 12.9Evs
- ISO高感度耐性 : 1272ISO
総合スコアは " 78ポイント " で、DxOMarkがテストしたキヤノンのミラーレス機の中で最高値とのこと。総合スコア自体はEOS M6と同じですが、ISO100時の色深度が23.5bits、ダイナミックレンジが12.9Evsで、EOS M6より少し改善している事が伺えます。EOS M5/M6と同じような画質を実現している事も指摘。デジタル一眼レフ EOS 80Dと比べると、全体的にEOS 80Dの方がわずかにスコアが良いものの、ISO感度耐性はEOS M100の方が上回っています。
APS-Cセンサー搭載 ミラーレス機 上位のスコアを叩き出すソニー α6300と比較してみると、2/3段分の差があり、掲載されてるチャートを見てみると色深度とダイナミックレンジに差がある事が確認できます。ISO感度耐性は、チャートで見るとほぼ同等。元記事は、Samsung NX1とも比較しているのですが、チャートを見る限りEOS M100と同じようなチャートの動きに感じます。
スマートフォンの画質向上によりエントリークラスのコンシューマーカメラ市場に影響を及ぼしているが、キヤノン EOS M100は小型ボディに2400万画素 APS-Cセンサーを搭載しそれに対応していると評価しています。スマートフォンからレンズ交換式カメラ・デビューするユーザーにとってフレンドリーなミラーレス機と解説。EVFやホットシューそしてコントロール類が省かれている事に不満を感じるかもしれないが、それはEOS M100がターゲットにしている市場ではないとのこと。
ここから個人的な所感になりますが、EOS M5/M6とほぼ同じセンサースコアで、キヤノンのAPS-C デジタル一眼レフと同等のダイナミックレンジ・色深度・ISO感度耐性を実現していてEOS 6D Mark IIとは違いエントリークラスながらも出し惜しみのないセンサーが搭載されている模様です。