dpreviewが、キヤノン EOS RP ラボ画像を公開 競合機と比較可能に
dpreviewが、キヤノン エントリークラス フルサイズミラーレス機 EOS RP ラボ画像(スタジオ画像)を公開し競合機と比較可能になりました。デフォルトで「キヤノン EOS 6D Mark II」「ソニー α7 II」と「キヤノン EOS Kiss M (海外名 EOS M50)」がセットされています。
RAWにおける ISO100 / ISO400 / ISO800 / ISO1600 / ISO3200 / ISO6400 / ISO12800 / ISO25600 別スクリーンショットになります。
dpreviewによるキヤノン EOS RP センサー解説
- プロセッサをアップデートしたおかげで、EOS 6D Mark IIと若干違いがある
- RAW品質 … 最高ではないが良好なノイズ耐性を実現するEOS 6D Mark IIとほぼ同じ性能
- Jpeg品質 … デフォルトのパラメーターを変更した事により、EOS 6D Mark IIよりもディテールとシャープネスがやや改善し、色味も良好
「EOS 6D Mark II」と同様のセンサーを搭載していると言われている「EOS RP」ですが、やはり描画性能的に大きな違いは無いとのこと。しかしJpeg品質に関しては、描画エンジンが DIGIC 8 にアップデートされパラメーターも変更した事により若干ディテールとシャープネスが向上している模様。
RAWをISO感度別で比べてみてみると、ISO100の時点で「EOS RP」は、「EOS 6D Mark II」よりも少し粉っぽく見えるのは自分だけでしょうか。少なくともISO1600/ISO3200あたりから「EOS 6D Mark II」よりもノイズが粗く見えるような…この辺は人によって感じ方が違ってくると思います。
より高価な競合機「ソニー α7 III」や「ニコン Z6」と比べた場合、キヤノンのISO高感度時 ディテール保持力は、まだ改善の余地があるようなコメントも見受けられます。