キヤノン EOS RPは、この価格でキヤノンの技術と機能を詰め込んだフルサイズミラーレス機
ePHOTOzineが、キヤノンのエントリークラス フルサイズミラーレス機 EOS RP レビューとサンプル画像を掲載しました。画像品質・使い勝手・価格設定を高く評価したレビュー記事となっています。
EOS RPの長所
- 素晴らしい画像品質
- 良好なノイズ耐性
- 4K動画
- お手頃価格
- (フルサイズミラーレス機として)比較的コンパクトなカメラボディ
EOS RPの短所
- バッテリーライフが短い (250枚)
- ラインアップされているRFレンズが少なく、高価格帯のRFレンズが多い
- ほとんどレンズが、カメラよりも大きくなってしまう
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。キヤノン EOS RPは、キヤノンならではの信頼性ある色再現性・良好な操作性・素晴らしい画像品質を実現しており、そのすべてを優れた価格設定で提供しているフルサイズミラーレス機であると評価しています。
キヤノンならではの色再現性とRFレンズの組み合わせで高画質を実現し、最も安価なフルサイズ機であるとEOS RPのキーポイントを解説。ただバッテリーライフが短くサブのバッテリーが必要になってくる事と、4K撮影時は1.6倍クロップされてしまう事も指摘しています。
EVFや背面モニタは、市場に出回っている他のミラーレス機を比べると小さく解像度も低いかもしれないとしながらも、この価格を考えると、EOS RPは優れた機能と技術が詰まったフルサイズミラーレス機であると評価。現時点でRFレンズラインアップに満足していたり、もしくはEFレンズを所有している場合、キヤノン EOS RPは、よりサイズが大きいデジタル一眼レフ(DSLR)に取って代わる素晴らしい選択肢となり得ると結論付けています。
ISO感度耐性は…
- ISO3200 … ノイズは非常に良く制御されていて、ISO3200まで低いレベル
- ISO6400 … ディテールが飽和し始める
- ISO12800 … ノイズが顕著になってくるが、まだ良好なレベル
- ISO25600 … ノイズはさらに強くなり、Web上での使用や画像サイズを小さくしたり用途によって使用可能
- ISO51200以上 … 彩度が落ち、最大限のノイズが発生するので使用しない事をお勧めする
2400万画素 裏面照射型センサーを搭載する「ニコン Z 6」と「ソニー α7 III」は、2600万画素センサーを搭載する「EOS RP」よりもノイズ耐性が高く、さらに常用範囲が広いと判断しています。