キヤノン EOS 90Dは、最も考え抜かれたデジタル一眼レフ
ePHOTOzineが、キヤノン EOS 90D レビューとサンプル画像を掲載しました。「EOS 90D」は、デジタル一眼レフで撮影する利点を活かした、これまで最も考え抜かれたデジタル一眼レフ(DSLR)であると評価しています。
EOS 90Dの長所
- 3200万画素 APS-C CMOSセンサー
- クロップなしの4K/フルHD動画
- 高速連写 10コマ/秒
- 素晴らしい色再現性
- 素晴らしいバッテリーライフ 1300枚
- カメラ内RAW現像
EOS 90Dの短所
- コンサバ(保守的)なデザイン
- 予想よりもバッファは少な目
- フォーカスのオプション機能が、カスタム設定時 非表示になっている
- キットレンズが弱い
4.5星を獲得し " かなりお勧め機種 " に選出しています。「EOS 90D」は、高画質や素晴らしいバッテリーライフを実現しており、デジタル一眼レフ(DSLR)で撮影する多くの利点を示していると選出理由を挙げています。
デジタル一眼レフを探しているのであれば、キヤノン「EOS 90D」は魅了的な機能の数々を提供し素晴らしい選択肢となると評価。ミラーレス機には無い長所として約1300枚撮影可能なバッテリーライフを実現しているポイント挙げています。あとカメラ内RAW現像は使い易いとインプレッションも掲載。光学ファインダー内で顔検出が可能なポイントも長所として挙げています。
連写性能は「EOS 7D Mark II」と比べると弱い模様。外観はこれまでのEOSカメラと同じ様に見える保守的なデザインであるが内部は刷新しており、新開発3200万画素センサーが搭載されており、高画素になったものの他のキヤノン デジタル一眼レフと比較してもノイズの増加による大きな損失があるようには見えないと判断しています。
クロップ無しの4K動画も多くの人によって有益であるとコメント。※ちなみにdpreviewの " EOS 90D レビュー記事 " を見てみると動画性能に関して評価は高くありません。トリミングされていない4K30pはソフト描写で競業他社のカメラと比べるとディテールが足りないとのこと。加えて動画電子ISを利かせると結構クロップされる模様。
あとキットレンズである「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」は、「EOS 90D」に対して力不足で高品質な単焦点レンズを使用する事をお勧めています。
キヤノン「EOS 90D」は、幅広い機能を搭載したスペックを実現し、ユーザーがデジタル一眼レフを購入する時の新たな選択肢を提供していると評価。2000万画素 / 2400万画素 / 3200万画素 APS-Cセンサーを搭載するデジタル一眼レフが選択可能となり、「EOS 90D」はこれまで最も考え抜かれたデジタル一眼レフであると結論付けています。
ISO感度耐性は…
- ISO800まで … 素晴らしいノイズ耐性
- ISO1600 … 少しノイズがあるが、ディテールは良好
- ISO3200 … ノイズは増加
- ISO6400 … ディテールがさらに低下する ※ノイズリダクションが強力
- ISO12800 … まだ使える可能性あり
- ISO25600 … 必要に応じて使用可能な可能性あり ※Web上でリサイズして使用する場合など
…と判断しています「EOS 90D 3200万画素」は、前機種である「EOS 80D 2400万画素」と比べると、ほぼほぼ同じノイズ耐性の模様。富士フイルム「X-T3 2600万画素」と比べると、ノイズは少し多い程度であると判断しています。