キヤノン「RF85mm F1.2 L USM DS」と「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を発表
キヤノンが、大きなボケ味が魅力の大口径中望遠単焦点レンズ「RF85mm F1.2 L USM DS」と世界最短・最軽量を実現した大口径望遠ズームレンズ「RF70-200mm F2.8 L IS USM」を正式発表しました。他にもトライポッドグリップ「HG-100TBR」とステレオマイクロホン「DM-E100」も同時発表しています。
RF85mm F1.2 L USM DS ※2019年12月下旬発売予定
基本スペック
- 画角(水平・垂直・対角線): 24°・16°・28°30'
- レンズ構成 : 9群13枚
- 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
- 最小絞り : 16
- 最短撮影距離 : 0.85m
- 最大撮影倍率 : 0.12倍
- フィルター径 : 82mm
- 最大径×長さ : φ103.2×117.3mm
- 質量 : 1,195g
量販店売り出し価格
- キヤノンオンラインショップ … 412,500円 (税込)
- ヨドバシカメラ … 412,500円 (税込)
- マップカメラ … 371,250円 (税込)
- カメラのキタムラ … 371,250円 (税込)
- ビックカメラ … 412,500円 (税込)
このレンズのハイライトは " DS(Defocus Smoothing)コーティング " の採用で、滑らかボケ味が売りの大口径単焦点レンズになります。光学的にも " 焦点距離85mmのキヤノン製交換レンズにおいて最高レベルの画質を実現 " と謳っていて、ショートバックフォーカスのRFマウントのレンズ設計自由さを活かし、圧倒的な高画質を実現しているとプレスリリースに掲載。
レンズ構成図・MTF曲線
BRレンズとUDレンズを組み合わせ、大口径レンズに出易い色にじみを大幅に制御し、高水準の色収差補正を実現しているとのこと。Lレンズだけに耐久性と耐振動衝撃性に配慮した設計を施し、コントロールリングは露出補正や絞り数値の設定などを任意に割り当てる事が可能だそうです。
RF70-200mm F2.8 L IS USM ※2019年11月21日(木)発売予定
基本スペック
- 画角(水平・垂直・対角線): 29°~10°・19°30′~7°・34°~12°
- レンズ構成 : 13群17枚
- 絞り羽根枚数 : 9枚(円形絞り)
- 最小絞り : 32
- 最短撮影距離 : 0.7m
- 最大撮影倍率 : 0.23倍(200mm時)
- フィルター径 : 77mm
- 最大径×長さ : 89.9×146.0mm
- 質量 : 1,070g(三脚座含まず/三脚座質量 約130g)
量販店売り出し価格
- キヤノンオンラインショップ … 341,000円 (税込)
- ヨドバシカメラ … 341,000円 (税込)
- マップカメラ … 306,900円 (税込)
- カメラのキタムラ … 306,900円 (税込)
- ビックカメラ … 341,000円 (税込)
大口径広角ズームレンズ「RF15-35mm F2.8 L IS USM」と大口径標準ズームレンズ「RF24-70mm F2.8 L IS USM」に続き「RF70-200mm F2.8 L IS USM」の登場でRFマウント 大三元レンズが揃い踏みといった感じでしょうか。ミラーレスシステムだけに世界最短・最軽量ボディがコンセプトの望遠ズームに仕上がっている事が分かります。
レンズ構成図・MTF曲線
- スーパーUDレンズ 1枚
- UDレンズ 3枚
- UD非球面レンズ 1枚
- ガラスモールド非球面レンズ 1枚
レンズ構成は13群17枚で、諸収差を画面中心部から周辺部まで低減しズーム全域での高画質を実現しているとのこと。「ナノUSM」を2基搭載し、キヤノンとして初めて " 電子式フローティングフォーカス制御 " を採用しており、静止画 高速AF / 動画 滑らかなAF を実現している事も特長として挙げています。