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キヤノン RF85mmマクロ RF100-500mm RF600/800mm 基本スペック情報と画像

軒下デジカメ情報局が、7月9日発表が期待されているキヤノンの新レンズ「RF85mm F2 Macro IS STM」「RF600mm F11 IS STM」「RF800mm F11 IS STM」「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」「エクステンダー RF1.4x / RF2x」基本スペック情報(噂)と製品画像を掲載しました。個人的な所感も少し書いてみようかと。

RF85mm F2 Macro IS STM

RF85mm F2 Macro IS STM
  • レンズ構成 : 11群12枚(UDレンズ1枚含む)
  • 最短撮影距離: 35cm
  • 最大撮影倍率 : 0.5倍
  • 手振れ補正効果 : 5.0段分
  • フィルター径 : 67mm
  • サイズ : φ78x90.5mm
  • 質量 : 500g

RFレンズラインアップ上 「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」に続く2本目のマクロレンズ。 今回の「RF85mm F2 Macro IS STM」の手ブレ補正効果(IS)は、RF35mmマクロと同じ5.0段分効果である事が確認できます。フィルター径・サイズ・質量は中望遠域のマクロレンズだけに少し大きく重くなった印象ですが、リーク画像を見る限り外観デザインやコンセプトはRF35mmマクロを引き継いでいるような印象。なので10万円以下の価格帯になっている事に期待。※「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」はキヤノンオンラインショップで70,125円(税込)

RF600mm F11 IS STM

RF600mm F11 IS STM
RF600mm F11 IS STM
  • レンズ構成 : 7群10枚(DOレンズ含む)
  • 最短撮影距離 : 4.5m
  • 最大撮影倍率 : 0.14倍
  • 手振れ補正効果 : 5.0段分
  • フィルター径 : 82mm
  • サイズ : φ93x199.5mm(沈胴時) / 269.5mm(撮影時)
  • 質量 : 930g

製品名には " DO " 表記はありませんが、レンズ構成的には " DOレンズ " を採用しているようで、海外情報(噂)通りの展開に。やはり機動性がコンセプトの超望遠レンズに仕上がっている事が伺えます。" 沈胴式 " である事と " F11 " である事がユーザーにが受け入れられるのかどうか、実際の光学性能や価格設定にも注目です。

RF800mm F11 IS STM

RF800mm F11 IS STM
RF800mm F11 IS STM
  • レンズ構成 : 8群11枚(DOレンズ含む)
  • 最短撮影距離 : 6.0m
  • 最大撮影倍率 : 0.14倍
  • 手振れ補正効果 : 4.0段分
  • フィルター径 : 95mm
  • サイズ : φ101.6x281.8mm(沈胴時) / 351.8mm(撮影時)
  • 重さ : 1260g

「RF800mm F11 IS STM」はRF600mmと比べると焦点距離が長い分サイズは大きくなり質量も増えている事が確認できます。手ブレ補正効果も1段分下がり " 4.0段分効果 " となっています。RFレンズラインアップ上 キヤノンは、「RF85mm F1.2 L USM」や「RF28-70mm F2 L USM」など新しい基準を提案するレンズ群を投入してきましたが、今回の「RF600/800mm F11」が新しい価値観と市場を生むのか注目です。AFの効き具合を含め暗黒面レンズと言われないレンズに仕上がっている事に期待。

RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM

  • レンズ構成 : 14群20枚(スーパーUDレンズ1枚、UDレンズ6枚含む)
  • 最短撮影距離 : 90cm(広角端)
  • 最大撮影倍率 : 0.33倍(望遠端)
  • 手振れ補正効果 : 5段分
  • フィルター径 : 77mm
  • サイズ : φ93.8mmx207.6mm
  • 質量 : 1370g
  • ASC、フッ素コーティングを採用

このレンズは「EOS R5」と同時に開発発表された望遠ズームレンズで予定通り発表されそうな展開に。EFレンズでは100-400mmでしたが、RFレンズでは焦点距離が100-500mmに。EFレンズでは「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー 1.4×」のようなさらにレンジが長い望遠ズームレンズを展開しているだけに今後RFレンズにも用意される事になるのかどうか想像してしまいます。今回の「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」に関して言えば、価格が30万円を軽く超えてくるのかどうか注目です。※「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」の希望小売価格は300,000円+税

エクステンダー RF1.4x

  • レンズ構成 : 4群7枚
  • サイズ : φ71.2x20.3 mm(マウント基準) / 40.6mm(全長)
  • 質量 : 225g

エクステンダー RF2x

  • レンズ構成 : 5群9枚
  • サイズ : φ71.2x39.3 mm(マウント基準) / 60.6mm(全長)
  • 質量 : 340g

両エクステンダー(テレコンバーター)に対応しているレンズは、今回発表される「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」「RF600mm F11 IS STM」「RF800mm F11 IS STM」の3本になるとのこと。