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キヤノン「EOS R5 Mark II」発表 撮り手を新境地へ導く5シリーズ 654,500円

キヤノンが、RFマウント フルサイズ機「EOS R5 Mark II」を正式発表しました。人気5シリーズの2世代目となる新型機だけに大きな注目を集めるフルサイズ ハイブリッド機に仕上がっている印象。

EOS R5M2

「EOS R5 Matk II」は2024年8月下旬発売を予定。キャッチコピーは " 前人未踏の私へ。" となっており、撮り手を新境地へ導く想いが込められている模様。キヤノンオンラインショップで「EOS R5 Mark II」ボディ価格は654,500円(税込)となっています。予約受付開始は、2024年7月23日 AM10:00 から。

星空撮影

4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサー
「EOS R5 Mark II」は新開発の4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサーを搭載。製品ページを見てみると " 自社開発センサー " と表現しています。

DIGIC

DIGIC X + DIGIC Acceleraor
4500万画素 裏面照射積層CMOSセンサーに組み合わさる描画エンジンは " DIGIC X " に加えて新開発 " DIGIC Acceleraor " を搭載。DIGIC Acceleraorは瞬時に解析処理を行うエンジンでディープラーニング技術をベースとした処理や解析技術を融合したとのこと。「EOS R5 Mark II」は、より高速に、より高画質に、より高性能な機種に進化した事になります。

AF

AF性能
「EOS R5 Mark II」は " 次世代AFデュアルピクセル Intelligent AF " を搭載。もちろんDIGIC Acceleraorとディープラーニング技術をベースにしており、高速なAFを実現しているとのこと。” つかみ " と " 追尾 " と表現しており、高精度なトラッキング性能に期待が高まります。 静止画撮影のみですが、視線入力AFも搭載。

IS

IS 8.5段分効果
手ブレ補正効果は最大で8.5段分効果となっています。もちろんRFレンズとの協調制御に対応しており、中央は8.5段、周辺は7.5段分効果を発揮するとのこと。

基本性能

ISO感度
常用ISO感度はISO100~51200、拡張ISO感度は ISO50(L) / ISO102400(H) となっています。動画撮影におけるISO感度は動画設定によって変わるのでスペックシートを確認した方が良いかもしれません。

シャッタースピード
「EOS R5 Mark II」のシャッタースピードは、1/8000~30秒。電子シャッターは、1/32000~30秒。

高速連写30コマ/秒
電子シャッターで高速連写30コマ/秒を実現。電子シャッターで気になるのはローリングシャッターによる歪みですが、初代「EOS R5」と比べて40%に低減しているそうです。ちなみにメカシャッターは12コマ/秒となっています。

プリ連写にも対応
「EOS R5 Mark II」はプリ連写にも対応しています。シャッターボタンを押した瞬間から最大で15コマさかのぼって記録可能。加えてブラックアウトフリー撮影が可能でEVFは120fps駆動に対応しています。

ストロボ同調速度 1/320秒
「EOS R5 Mark II」のストロボ同調速度は電子先幕で " 1/320秒 " を実現。ちなみにスペックシートを見てみるとメカシャッターの同調速度は1/200秒、電子シャッター1/160秒となっています。

8K60p

8K60P RAW内部記録に対応
8K60p RAW内部記録に対応し、4K60p SRAW内部記録にも対応しているとのこと。(※SRAW : 軽量なファイルサイズで記録可能な動画形式) ハイフレームレート撮影は4K120P、フルHD240Pに対応。Log撮影に関しては、Canon Log 2 と Canon Log 3 に対応しています。ちなみにCanon Log 2は、広いダイナミックレンジ16+stopsを実現。動画仕様は奥深いので製品ページやスペックシートを読み込む事をお勧めします。

冷却ファン

クーリングファン CF-R20EP
初代「EOS R5」は動画撮影時の熱問題が大きな話題となり賛否両論ありましたが、今回「EOS R5 Mark II」には縦グリップ形状のクーリングファン「CF-R20EP」が用意されています。「CF-R20EP」を装着して、8K30p MP4撮影時 : ファン低速 最大75分 / ファン高速 最大 120分以上の長時間撮影をサポートしているとのこと。製品ページ(動画性能)に " 温度上昇にともなう撮影時の制限 " 表が掲載されているので、動画ユーザーさんはチェックです。

先行展示・タッチ&トライ ※完全予約制
同時発表された「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」の先行展示とタッチ&トライも告知済み。

  • フォトハウス銀座 … EOS R1 + EOS R5 Mark II
  • フォトハウス大阪 … EOS R1 + EOS R5 Mark II
  • キヤノンプラザ Sコミュニケーションスペース … EOS R5 Mark II
  • 名古屋支店 コミュニケーションスペース … EOS R5 Mark II

「EOS R1・EOS R5 Mark II タッチ&トライ」の開催期間は2024年7月19日~2024年8月3日となっています。会場によって「EOS R5 Mark II」のみの会場もあるので注意が必要です。完全予約制となっており、専用WEBサイトから予約を入れる必要あり。※キヤノンフォトハウスのWebページ経由で予約可能