キヤノン「EOS R1でグローバルシャッター採用を見送ったが研究開発は進めている」
デジカメWatchのキヤノン「EOS R1」「EOS R5 Mark II」ローンチ記事でキヤノン 務執行役員 戸倉剛氏が、グローバルシャッターの研究開発を進めている事を明らかにしました。
Q : 今後、グローバルシャッターを搭載する機種を出す予定はありますか？
A : この場で開発計画をお話しすることはできませんが、グローバルシャッターについてはもちろん研究開発を進めています。EOS R1に関していえば、グローバルシャッターを採用した場合に画質やノイズなどに関連する性能が落ちることがわかっていたので、今回は見送りました。※デジカメWatch : プロの仕事を止めない信頼性とAF性能に注力した「EOS R1」／趣味層に向けて重要な役割を担う「EOS R5 Mark II」より
ソニーがレンズ交換式カメラにおいて世界で初めて「α9III」にグローバルシャッター方式フルサイズイメージセンサーを搭載しましたが、キヤノンもグローバルシャッターの研究開発を進めている事を明らかに。画質とノイズなどの性能低下を挙げているので、その辺の問題を解消してからEOSカメラに搭載してくるのでしょうか。
今後 スポーツ(スピード)カメラにおいて " グローバルシャッター " が標準仕様になっていくのかどうか個人的に注目しています。もしキヤノンがグローバルシャッターを採用したEOSカメラを投入するのであれば、「EOS R1 Mark II」になるのか「EOS R3 Mark II」になるのか、真新しいカメラになるのか色々想像してしまいます。