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キヤノン「RFレンズは中期的に100本達成を目指す」「カメラ市場を牽引していく」

ピックアップするのが遅れましたが、キヤノンが2025年11月に開催した「イメージンググループ事業説明会」で交換レンズに関して興味深い事を語っているので一緒に見てみましょう。

RFレンズ

カメラのラインアップ強化に加え、RFレンズのラインアップ拡充を積極的に進めています。 RFレンズは大口径マウント、ショートバックフォーカスというRFマウントの特長を活かし、高画質・ハイスペック・コンパクト化の可能性を広げました。これにより従来製品化できなかった革新的なレンズを提供できるようになっています。 EOS Rシステム導入期には、高画質、ハイスペックな機種を発売し、次第にバリエーションを広げ、小型・軽量なRFレンズを含めて拡充してきました。さらに3D映像を撮影するためのVRレンズを投入しました。2023年には動画ユーザーの増加に合わせて、動画対応を強化したハイブリッドレンズを投入し、加えてシネマ領域にも展開することで、プロフェッショナルの映像制作にも対応しています。2018年にRシステムを導入し、8年目の2025年にはRFレンズ64本のラインアップをそろえており、今後も同様のペースで拡充を続け、中期的には100本達成を目指します。※イメージンググループ事業説明会 説明会資料(ノート付き)より

RFレンズラインアップ 100本を目指す
2025年時点でキヤノンはRFレンズ64本をラインアップしており、今後の開発ペースを落とすことく中期的に100本達成を目指す事を明らかに。

レンズ技術

高い性能を発揮するRFレンズを支える技術についてです。 BRレンズ SWC ASC VCM ナノUSM STM :Blue Spectrum Refractive Optics Lens :Subwavelength Structure Coating :Air Sphere Coating :Voice Coil Motor :Nano Ultrasonic Motor :Stepping Motor 13 光学技術では、高画質を実現する蛍石レンズ、色収差、色にじみの大幅な低減を実現した独自素材が原料となっているBRレンズ、独自の設計、生産技術により高い解像力を実現している非球面レンズなどがあります。 コーティング技術では、レンズ表面のクサビ形の形状のSWCや、空気を含んだ層が特徴のASCが反射防止の効果を発揮します。 駆動技術では、VCM、ナノUSM、STMなどを使い分け、静音・AF速度などの製品性能と、動かすレンズの大きさ・重さによる適切な駆動力の両方を、高次元で達成しています。 また、設計が優れていても安定した生産ができなければ意味がありません。 キヤノンのレンズが優れているのは、設計値に近いレンズを作る生産技術があるためです。 設計・製造が連携し、理想の位置にレンズを動かす調整構造と、デジタル調整・検査により、製造誤差を抑え高い品質を実現しています。 一眼レフ用交換レンズのEFレンズと、ミラーレス用の最新のRFレンズを比べても、製造誤差を抑えて、より設計値に近い性能が出るように進化しています。 このような独自の技術が、RFレンズの高画質、高品質を支えており、これからもさらに技術を磨いていきます。

今後もレンズ技術を磨く
キヤノン独自の技術や設計を磨くだけではなく、実際に生産したレンズが理論値(設計値)に近い性能を実現したレンズに仕上げていく方向性である事が伺えます。

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我々は、レンズ交換式カメラで、22年連続市場シェアNo.1を達成し続けています。 この歴史を紡いでこれたのは、伝統を維持することに拘ってきたからではありません。その時代時代の変化を感じ取り、自分たちが変化し続け、カメラを進化させ続けてきたからこそ実現できたと考えています。まさに変化は進化そのものです。これからも、時代にあった変化に対応し、進化し続けていきます。

キヤノンは今後もレンズ市場を牽引していく
キヤノン自身、カメラ市場を牽引している自負があるような表現となっています。キヤノンの製品づくりはカメラブランドのイメージとは少し違い保守的な印象が個人的にあるのですが、時代にあった変化に対応し進化し続けると明言しています。