キャノン EOS 5D Mark III は、5D Mark II の問題点をすべて解消したカメラ
Canon Rumors が結婚式撮影をメインに活動の拠点としている写真家 Jeff Ascoughさんのキャノン EOS 5D Mark III のレビューを掲載しています。
- キャノン EOS 5D Mark II は、実に偉大なカメラだった
- この2週間、結婚式撮影で使用することは出来なかったが、イングランド北西部の自宅やスタジオの周りの風景を撮影することができた
- 私は、ピクセル等倍主義でもないし、ダイナミックレンジを数値で優劣を決める人間でもない
- ボディは、Mark II より少し分厚い
- On/Off スイッチは、7Dのように良い位置に移動した (誤ってOn/Offされない位置)
- 重量はわずかに増えているが、実際手にすると小さく軽量に感じる
- 直感的に快適に使えるカメラだが、再生ボタンの位置が変更になりこの点だけは慣れが必要だった
- 感覚的にシャッターラグは感じない
- 5D Mark II より俊敏で、シャッター音も変わり驚くほど静かだ
- ファインダー視野率は100%になったが、フォーカシングスクリーンは変えられない
- センサーは2200万画素、個人的にはキャノンが大規模な解像度を上げることを決定しなかったことを嬉しく思う
- 5D Mark II では緑と青のトーンを修正する必要性があったが、5D Mark III はその必要が無くきっちり補正された描画である
- 背面液晶は、ほんとに綺麗でiPhoneのRetinaディスプレイのようだ
- AFが過去の5Dシリーズの問題点であったが、今回はそれを克服している
- 結論として5D Mark III は、5D Mark II のすべての問題点を解消しているカメラです
5D Mark II は売れに売れたフルサイズ機でしたから、今回の5D Mark III の期待が高かったのか、昨日発表を受けていろいろなサイトや掲示板を見に行くと、とくにセンサーがニコン D800/D800E と比べて高画素化されてない事に対する不満や失望がたくさん見受けられましたが、今回の5D Mark III は、5D Mark II の強化版ってイメージなんじゃないでしょうか。
今回のレビュー記事を読む限り実際使ってみると良さを実感できるカメラな印象でしょうか。写真はスペックが撮るものではなくて人が撮るものですからね♪