キヤノン EF 40mm F2.8 STM パンケーキレンズは、中央はシャープな切れ味だが周辺減光が顕著である
ePHOTOzine が、キヤノンが6月下旬に発売予定の Canon EF 40mm F2.8 STM パンケーキレンズ のレビューとサンプル画像を掲載しています。中央部分はシャープな切れ味で歪みも少ないが、周辺減光は顕著であると結論付けています。
- レンズマウントは金属製で高品質なプラスティックで構成されたパンケーキレンズ
- AFは迅速かつ非常に正確
- 多くのUSMレンズとは異なりフルタイムMFが使えない (MFはフォーカスモーターによって行われる)
- レンズ側面のスイッチですぐにAF/MFを切り替えることが出来る
- 非常にシャープな描画、F4でピークをむかえる
- 色収差は若干残っているが、事実上存在しないレベル
- パンケーキレンズよくあるパターンで周辺の減衰は顕著に現れる
- フレアはテスト撮影中に発生しなかったが、光を直接撮影するとわずかにコントラストが落ちるそうだ
- 価格的には公正なプライスだが、EF 50mm F1.8の方が安価で40mm F2.8よりも明るいレンズである
- コンパクトで軽量なのは魅力的
パンケーキレンズならではの周辺の減衰はあるものの、全体的な描画はシャープでAFも速く正確で魅力的なレンズに仕上がっている印象ですね♪ もともと自分はパンケーキレンズが好きなので、普通の単焦点レンズと比べて開放時に周辺減光が顕著でもあまり気になりません。むしろ味と思って使えるように思考しちゃいます…w
パンケーキレンズって価格的に同じレベルの単焦点レンズと比べると少々価格は上がってしまいますけど、パンケーキレンズの魅力を取るか、価格・性能面を優先して普通の単焦点レンズを取るか、個人個人の趣向にかかっているのかと。
発売が楽しみなレンズのひとつですね♪