キヤノン EOS 1D X は、高速連射と高感度耐性がバランス良く共存していて、AIサーボの精度は抜群に良い
Martin Bailey Photography が、キヤノンのフラッグシップ・フルサイズ機 Canon EOS-1D X のレビューとサンプル画像、そして5D Mark III とのISO感度別比較画像を掲載しています。
- 1DXはより洗練されたボディで黒の塗料も滑らかだ
- 新しい2つのFnボタンは、私にとって非常に有用な機能
- カードスロットは、CFカード+SDカードの組み合わせはなくて、CFカード+CFカードのダブルスロットになっていて、これは幸せな事である
- イーサネット(Gigabit Ethernet)を装備しているのだが、キヤノンはMac環境を重要と考えてないのか、まだサポートされておらずEOS UtilityがMacでは動作しないのだ!
- Mac OSは、写真撮影のコミュニティにとって重要なのだ
- 1DXは、フルサイズのフラッグシップ機にも関わらず高画素でないところは、失望せざるおえない
- しかし1DXは、12コマ/秒の連射が売りのスピードカメラであり、高感度耐性もアップしている
- AFは、5D Mark III とほぼ同じの性能
- 大きな違いは、EOS iTR AF を搭載しているということ
- 私は、AIサーボで撮影された精巧な空飛ぶ鳥画像と同じくらい精度の高い画像を別のカメラで見たことはない
- Web用に使用するならISO51200まで使用可能だろう
- 私は、1DXのISOオートの設定の上限をISO25600に決めた (ちなみに5D Mark III のISOオートの上限は、ISO12800にしている)
- 1DXは高画素では無い替わりに高速連射とISO感度耐性が共存しているカメラである
- 完璧なカメラではないが非常に満足していて、6週間後の南極撮影が非常に楽しみである
非常に内容が濃くて詳細が記述されたレビューで、ザックリ抜き出すとこんな感じでしょうか。
あとGoogle+の方には、AIサーボを使用しながら連射撮影した画像を繋ぎ合わせたカワセミのホバーリングgifアニメも掲載されています。やはり動体撮りに関しては、キヤノンとニコンは他社の追随を許さない存在かと♪
キヤノン EOS 1D X は、すごく発表から発売まで待たされたカメラではありましたけど、フラッグシップ機としての性能・存在感を発揮していそうなレビューですね♪ キヤノンのフルサイズ機ラインア・アップは、今後エントリー機及び、高画素センサー搭載機に期待がかかります。