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キヤノン EOS Kiss X6i 5月31日~6月15日生産分において短期間でグリップラバーが白く変色する可能性

キヤノンが、EOS Kiss X6i の2012年5月31日~6月15日生産分の個体おいて短期間に左右のグリップラバーが白く変色する現象が起こる可能性があると発表しました。対象製品に関しては、サービスセンターでラバーを無償交換するとのこと。

キヤノン EOS Kiss X6i  のグリップ変色箇所
  • デジタル一眼レフカメラ 「EOS Kiss X6i」 の一部で、外観部のラバー部材が短期間で白く変色する可能性がある
  • 一部の製造ロット(5月31日~6月15日生産品)で製品本体のグリップラバー(右、左)が短期間で白く変色することが分かった
  • ラバーの製造委託先に問い合せるとともに、成分を分析したところ、ラバー表面が白く変色した原因成分は「ビス(N,N-ジメチルジチオカルバミン酸)亜鉛」であることが判明
  • 本製品ではこの物質を使用しておりませんが、当該ロットは製造工程において使用された加硫促進剤の配合量が若干多かったために、高温・高湿の影響で過剰分と他の物質との化学変化が生じ、析出したもの
  • カメラの機番で、左から2桁目の数字が “3” または “4” かつ6桁目の数字が “1” のカメラの一部が対象
  • カメラの機番で、左から6桁目の数字が “2” 以上のものは対象品ではない

これは早急な対応ですね。キヤノンのサポート記事を読む限り確立はかなり低いもののアレルギー性皮膚反応が出る可能性も指摘しているので、ユーザーはチェックしておいた方が良いかもしれません。確認方法も品番を自分で確認す方法と、品番を検索ページで入力して対商品かそうでないか確認する方法2通りあるみたいです。

以前自分は、オリンパス PEN E-P2(ブラック) を購入して数日でボディの塗料が剥げる現象が起きて2度もボディカバー交換になったことがあるんですが、オリンパスのサポートは一切非は認めず、人の手の汗や脂とかハンドクリームなどいろいろな成分が付着するからその影響で剥がれたとの結論で塗料の耐久性や成分は一切調べてくれませんでした…^^; まあ当然すぐそんなカメラは売り払っちゃいましたけど…w

こういうちゃんとした対応してくれるメーカーって羨ましい♪