キヤノン EF40mm F2.8 STM は、キュートなパンケーキレンズだが、好き嫌いがはっきり出るレンズ
The Phoblographer が、キヤノンのパンケーキレンズ EF40mm F2.8 STMのレビューとサンプル画像を掲載しています。40mm F2.8はキュートなパンケーキレンズだが、このレンズに理想を追い求めると不満が出てくるレンズだと評価しています。
- パンケーキレンズは、ここ数年人気があるレンズでキヤノンの答えは、このEF40mm F2.8 STMである
- 現在EOSシステムの中で最小のレンズで、新しいステッピングモーターを採用して高速静音のAFを実現している
- EOS Kiss X6iのようにライブビューでの動画撮影(コントラストAF)に対応しているカメラであれば、コンティニュアスAFに対応しているレンズだ
- 言うまでもなく最大のセールスポイントは、軽量・コンパクトであること
- このレンズは、フルサイズ機で使おうとすると小さすぎて、MFでのピント合わせは手厳しい
- このレンズは、AF前提で使うレンズとして認識するといい
- 個人的には、AFがピンを合わせにいく時にフォーカスリングが回るのも少し気になる
- AFスピードは、他のEFレンズと比べるとやや遅く感じる
- 基本的にエッジはやや柔らかいが、ディテール豊かな描写をしてくれる
- F5.6まで絞って撮影すれば隅々までシャープに撮る事が出来る
- 個人的にはF2.0ぐらいの明るさが欲しいが、価格的に我々は現実的にこのレンズを見る必要がある
- 加えて40mmという焦点距離ももっと広角な方がワイドに撮影できるのに…
- 私の好み的に言えば不満もあるが、一般的に高品質でキュートなレンズであろう
おっと…ちょっと手厳しいレビューになっているようですね…^^;
パンケーキレンズだけに普通の単焦点レンズの使い心地や描画を求めてしまうと、ちょっと不満が出てくるというところでしょうか…でもパンケーキレンズって軽量・コンパクトで売りのレンズですし、撮って楽しむことがコンセプトではないでしょうか♪ 写り重視であれば、35mmあたりの単焦点レンズを選ぶがベターって感じですね。
レビューにも書かれている通り、焦点距離やレンズの明るさに不満が残るものの、現実的な価格の落としどころでそれを納得して使うレンズだと思います。あまりフルサイズ機を前提に造られていなのかな~と感じたところが個人的な発見でしょうか。