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アップルが、iPhoneカメラレンズを人工筋肉で動作させる特許を出願中

PetaPixelが、アップルがiPhoneカメラレンズを人工筋肉で動作/制御させる「人工筋肉カメラレンズアクチュエータ」の特許を出願中であると伝えています。この人工筋肉で、フォーカス(ピント)とF値(絞り)を動作させる特許のようです。元ネタは、appleinsiderとのこと。

アップルの人口筋肉特許

電気流すと変形する電気活性ポリマー(EAP)の技術がベースとなっているようで、切頭円錐形のEAP層を用いたマイクロ エレクトロメカニカル システム (EMS)を提案しています。理系の方なら仕組みもよく分かると思いますが、文系の自分はチンプンカンプン…^^;

しかもかなり省電力で、通常のスマートフォンが使用するレンズよりも大口径なレンズも動作可能で、レンズを駆動させるモーターが必要なくなるのでiPhone/iPadのさらなるスリム化にも役立ち、より小型によりパワフルになる特許のようです。あくまでもまだ特許の段階で、将来的な可能性のひとつかもしれません。

すでに米国特許商標庁でPDFファイルで公開されています。 2013年8月に出願されたようです。

話はちょっと変わりますが、" 人口筋肉 " で検索をかけてみると数年前の「カーボン・ナノチューブの人口筋肉」の記事(WIRED)や「超強力な人口筋肉」の記事(RoBoNews)など多方面で色々興味深いニュースを確認する事ができます。