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36層センサー TFD が発表される 人間の12倍の色再現性

Mirrorless Rumorsが、スペインのグラナダ大学の研究チームが、TFD ( Transverse Field Detectors ) という名の36層センサーを発表したと伝えています。まだ研究開発中のようで、実際大量生産されカメラに搭載される時期に関する言及はないそうです。元ネタは、Opticsinfobase と Canalとのこと。

36層センサー

現時点で積層型センサーは、シグマのFoveonセンサーが製品化され、ソニー/キヤノン/ニコンも積層型センサーの研究開発が続いています。2015年に登場か?という情報(噂)もちらほら聞こえてきている状況ですが、この36層センサー TFDがちゃんと製品化されるのかどうか気になるところです。

研究チーム

上記の画像が、プロジェクトリーダー Miguel Ángel Martínez Domingo氏(向かって右側)が率いる研究チームになります。Canalの記事を見てみると、このTFDセンサーは色々な分野で応用可能で、医療、リモートセンシング(人工衛星など)、軍事、産業、ロボットビジョン、自動運転/支援など幅広い用途を前提とて研究開発されているようです。