「デジタルカメラグランプリ2015」受賞モデルが発表される
写真家、評論家、(大型)販売店が審査を行う「デジタルカメラグランプリ2015」の受賞モデルが発表されました。" 総合賞 " と " 企画賞/技術賞 " の2つに分かれていています。
総合賞
- 総合金賞 デジタル一眼レフ : キヤノン EOS 7D Mark II
- 総合金賞 ミラーレス : パナソニック LUMIX DMC-GM5
- 総合金賞 交換レンズ/デジタル一眼 : シグマ 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports
- 総合金賞 交換レンズ/ミラーレス : オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- 総合金賞 コンパクト : キヤノン PowerShot G7 X
- 総合金賞 コンパクト : パナソニック LUMIX DMC-LX100
- 審査委員特別大賞 : ニコン D750
技術賞
- LYTRO, INC. : ライトフィールドカメラ「LYTRO ILLUM」の開発および製品化に対して
- オリンパス :「深度合成モード」の開発および実装に対して
- オリンパス :「デジタルシフト」機能の開発および実装に対して
- シグマ : Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー「Quattro」の開発および実装に対して
- セコニック スペクトロマスター :「C-700」の開発および製品化に対して
- 富士フイルム :「アドバンスト・ハイブリッドビューファインダー」の開発および実装に対して
- 富士フイルム :「アポダイゼーション(APD)フィルター」搭載レンズの開発およ び製品化に対して
企画賞
- カシオ : レンズ/モニター分離型カメラ「EX-FR10」の開発および製品化に対して
- ソニー : レンズ交換式レンズスタイルカメラ「ILCE-QX1」の開発および製品化に対して
- ソニー : 超高感度撮影を実現した「α7s」の開発および製品化に対して
- パナソニック : 新たな撮影スタイルを提案する「4K PHOTO」への取り組みに対して
- パナソニック : 「LUMIX DMC-CM1」の開発に対して
- リコーイメージング : 全天球動画イメージのキャプチャーに対応した「RICOH THETA」の開発および製品化に対して
金賞受賞したカメラ&レンズを見てみると比較的最近登場した機種が選ばれている傾向です。今年は9月にフォトキナ 2014が開催されたので、秋に新製品が集中した事もありますが、この「デジタルカメラグランプリ2015」は販売店が審査に加わるユニークなスタイルを取っているので、販促的な意味合いも多少入っているのかもしれません。今後国内外で大小様々なカメラ&レンズ賞が発表されると思われます。
やはりキヤノン EOS 7D Mark IIはどの賞でも強そうな予感。今回の審査がいつ行われたのか分かりませんが、ソニー α7M2がもう少し早く発表されていれば、パナソニック GM5ではなくα7M2が選出されていたかもしれません。